”平和を守るという仕事に従事すべきいう安保理への声が国連で高まっている”

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  • 2015年10月23日     The New York Times

    Somini Sengupta氏の記事「Calls Grow at UN for Security Council to Do Its Job: Keep the Peace」の抜粋:

    金曜日に設立70周年を迎える国連安全保障理事会は、安保理メンバー以外の国連の加盟国、市民グループ、元国連職員ら、および安保理メンバーのうちの数カ国からの、本来の任務、つまり地球の平和と安全の維持に努めるようにという圧力の高まりに直面している。

    カナダ出身の経験豊かな外交官で国連大学の現学長であるデイビッド・マローン博士は、この状況を「妥当性の危機」と呼ぶ。

    マローン博士によると、国連安保理は業務を遂行する中で「ますます硬化」してきている。

    新しく出版された共編書の中でマローン博士は、常任理事国は「加盟国全体からこれまでにない大きな批判を受けており、自身の権益を守り固めている。国連憲章の範疇で力をつけた国もあれば長い年月の中で実践を通して作り出した国もある。」と述べている。