対談シリーズ「アートとサイエンス:新たな枠組みへ」

イベント
  • DATE / TIME:
    2025年5月22日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

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    東京科学大学(Science Tokyo)林宣宏 副学長(国際戦略・連携担当)との対談「アートとサイエンス:新たな枠組みへ」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2025年5月22日(木)18:30-19:30
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2025年5月21日(水)

    本対談は、著名なドイツ人写真家、ヘアリンデ・ケルブル氏による写真展「Fascination of Scienceー私の原動力ー」の国連大学本部開催を記念し、ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH Tokyo)の協力により開催するものです。

    アート(芸術)とサイエンス(科学)はしばしば異なる領域と見なされがちですが、両者には深い構造的・哲学的な共通点が存在します。それぞれの成果物は一見異なりますが、共通して好奇心と創造性に基づき、世界を探求し、解釈し、表現しようとする姿勢が根底にあります。歴史を振り返ると、レオナルド・ダ・ヴィンチ、カール・セーガン、アルベルト・アインシュタインといった多くの科学者が、自らの仕事の表現源として、またインスピレーションの源泉としてアートを巧みに活用してきました。しかし、現代の教育システムでは、アートとサイエンスがしばしば分断され、両者の交わる部分が少ないのが現状です。

    今回の対談では、林副学長キキ・ボウマン国連大学広報部長とともに、科学と芸術の未来や社会における役割を探求し、アートと科学の関係を再考します。アートは、一般の人々にとってサイエンスをより身近で意味のあるものにする手段となり得るでしょうか。アートは科学者の思考を助けるツールとして機能する可能性があるのでしょうか。科学的プロセスにおけるアーティスティックな思考は、より深い想像力、観察力、創造性をもたらし得るでしょうか。その結果、科学者が研究開発の取り組み方を再構築する契機となるでしょうか。

    連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(5月21日(水)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    Photo: Dr. Nobuhiro Hayashi

    林宣宏博士は2021年5月より旧東京工業大学で生命理工学部教授を務め、2022年4月より国際担当副学長を兼務しました。2024年10月1日に東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して東京科学大学(Science Tokyo)が誕生しました。林博士は現在、国際戦略・連携担当副学長として、「『科学の進歩』と『人々の幸せ』とを探求し、社会とともに新たな価値を創造する」という同大学のミッションを推進しています。

    林宣宏博士の詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。