本シンポジウムでは、都市の自然再生における文化や市民参画に関する優良事例や知見を紹介します。国連環境計画(UNEP)による都市の生態系の回復を促進させることを目的とした世代間環境回復プロジェクト(Generation Restoration project)のモデル、パイロット都市から代表者が集い、政策立案者、研究者および地域コミュニティとともに持続可能な都市のあり方を考えます。
本イベントでは以下のトピックについて議論します。
本イベントは、石川県金沢市文化ホール3階大会議室にて開催されます。参加をご希望の方は、こちらより5月10日までに事前登録をお願いします。
国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください
日本語、英語(同時通訳あり)
プログラムは変更となる可能性があります
14:00–14:05 開会挨拶
村山卓(金沢市長)
14:05–14:20 基調講演1
人と地球のための都市自然:生態系の再生とコミュニティの再構築
ユリア・ルブレバ(UNEP都市自然 アソシエイトプログラムオフィサー)
14:20–14:35 基調講演2
都市のウェルビーイングとレジリエンス、そして人と人をつなぐ自然の力
イングリッド・クーツィー(持続可能な都市と地域をめざす自治体協議会(ICLEI)アフリカ 生物多様性、自然と健康 ディレクター)
14:35–14:50 基調講演3
自然共生社会の実現に向けた都市の役割
鈴木渉(自然環境局自然環境計画課生物多様性戦略推進室 室長)
15:15–15:30 休憩
15:30–16:50 各都市紹介及びパネルディスカッション
文化と自然から考えるコミュニティ主導の都市再生:世界の視点から
モデレーター:内田 東吾(ICLEI 日本事務局長)
都市代表パネリスト:
16:50–16:55 閉会挨拶
本イベントは、金沢市、UNU-IAS OUIKおよび環境省の主催で行われます。また、UNEP、持続可能な都市と地域をめざす自治体協議会(ICLEI)日本事務局、石川県および北國新聞社による後援を予定しています。
市民とともに伝統的な知見をもとに自然の保全や回復を推進してきた取り組みが認められ、金沢市はUNEPによる都市の生態系の回復を促進させることを目的とした世代間環境回復プロジェクト(Generation Restoration Project)へ参画する都市として選定されました。本プロジェクトは、国連生態系回復の10年、昆明・モントリオール生物多様性枠組にも貢献している国際的なイニシアティブです。選定された都市は、劣化した生態系の保全および回復に向け自然を基盤とした解決策(Nature-based solutions)を用い、都市のコミュニティと自然とを再び結びつけ、気候変動による負の影響を和らげることを目指した活動を推進しています。
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詳しくはUNU-IAS のイベントページをご覧ください。