2014年世界水の日「水とエネルギーのつながり」

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  • DATE / TIME:
    2014年3月21日    09:30 - 16:45
    場所:
    東京

    World Water Day 2014 Logo水とエネルギーは本質的に結びついています。ほとんどの形態のエネルギー生産(なかでも水力発電、原子力エネルギー、熱エネルギー)は水に大きく依存しており、世界で生成されるエネルギーの約8%が、揚水、配水、処理などの給水サービスに利用されていることから、社会と環境における不公正を克服し、経済と産業の需要を持続的に満たすために、水とエネルギーのつながりに着眼することが重要です。

    2014年の「世界水の日」、国連システムは加盟国およびその他のステークホルダーと密接に協力して、水とエネルギーのつながりを認識し、安全な飲料水、適切な衛生設備、十分な食料とエネルギーのサービスを利用できない世界の「最底辺の10億人」のニーズにとくに注目します。

    2014 年「世界水の日」では、公的部門と民間部門を連携させて、水効率とエネルギー効率の高い「グリーン産業」のためのベストプラクティスを促進する横断的な政策的枠組みへのアドボカシーをとくに重視し、エネルギー安全保障と持続可能な水管理に立脚したグリーンエコノミーへの道を切り開きます。

    「世界水の日」記念メインイベント(東京)

    国連水関連機関調整委員会(UN-Water)は、国連大学と国連工業開発機関(UNIDO)とともに、「世界水の日」記念メインイベントを国連大学本部(渋谷区)で開催します。3月20日、21日の2日間のイベントでは、以下の2014年「世界水の日」の目標の推進に重点的に取り組みます。

    • 水とエネルギーのつながりに対する認識を向上させる
    • 水とエネルギーのつながりに関連する幅広い問題に着眼した政策対話に貢献する
    • エネルギー部門と水関連分野の政策決定者に対して、水・エネルギー関連の問題への一体的なアプローチと解決策が、経済と社会にこれまで以上に好影響をもたらしうることを、ケーススタディを通じて実証する
    • 国連システム、なかでも国連水関連機関調整委員会と国連エネルギーが大きく貢献できる政策立案と能力開発の問題を明確化する
    • 水とエネルギーのつながりに関する重要なステークホルダーを明らかにし、水とエネルギーのつながりの発展の促進に積極的に関与させる
    • 水とエネルギーのつながりに関して、ポスト2015開発アジェンダの議論に関連した貢献を行う

    2014年3月20日(木)

    13:30–17:15 アジア太平洋地域シンポジウム「 アジアにおける水とエネルギーのつながり」

    プログラムを含む本シンポジウムの詳細およびご参加方法については、イベントページをご覧ください。

    17:45–18:00 「水とエネルギーのつながりに関する技術展および写真展」開会式

    国連大学本部 ギャラリー(2階)

    2014年3月21日(金)

    3月21日には終日イベントが予定されており、専門家間対話、ハイレベル政策パネルのほか、『国連世界水発展報告書』の発表が行われます。この報告書は、世界の淡水資源の状況に関する包括的レビューであり、今年はエネルギー生産にかかわる水関連の潜在的な制約、課題、機会に焦点を置きます。 イベントでは2つの授賞式も予定されています。長期的に持続可能な水資源管理を促進する顕著な活動を表彰する「国連命のための水大賞」と、世界でもっとも著名な水に関係する賞で、水資源の保全と保護、地球の生命と生態系の改善に広く貢献する取り組みを称えて個人や団体に授与される「ストックホルム水大賞」です。

    3月21日(仮)プログラム

    (最新のプログラムは、世界水の日ウェブサイト(英語)をご覧ください。)

    09:30–10:00 開会挨拶

    • デイビッド・マローン 国連大学学長
    • ミシェル・ジャロー 国連水関連機関調整委員会議長
    • ハンス・ドービル ユネスコ(UNESCO)事務局長補
    • 西川泰藏 国連工業開発機関(UNIDO)事務局次長
    • 足立敏之 国土交通省技監

    10:00–10:20 アーティスティック・イベント

    竹本絵里子(アルト)、真島圭(ピアノ)

    協力:株式会社河合楽器製作所

    10:20–10:50 「国連命のための水大賞(Water for Life Awards)」発表

    • ミシェル・ジャロー 国連水関連機関調整委員会議長
    • ジョセフィーナ・マエストゥ 国連水関連機関調整委員会アドボカシーとコミュニケーションにおける10年計画コーディネーター
    • 幸山政史 熊本市長
    • ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ 駐日スペイン大使
    • ザファール・アディール 「国連命のための水大賞」2014年選考委員会委員長

    10:50–12:00 「国連世界水発展報告書」発表

    • ミシェラ・ミレット 世界水アセスメント計画コーディネーター代理
    • ミシェル・ジャロー 国連水関連機関調整委員会議長
    • ハンス・ドービル ユネスコ事務局長補
    • 西川泰藏 国連工業開発機関事務局次長
    • 竹本和彦 国連大学サステイナビリティ高等研究所所長
    • 森北佳昭 国土交通省水管理・国土保全局長

    総合司会:ブランカ・ヒメネス・シスネロス ユネスコIHP事務局長

    13:30–14:10 基調講演

    14:10–15:10 ハイレベル政策パネル

    「ポスト2015開発アジェンダと持続可能な開発目標(SDGs)における水とエネルギーのつながりに関する取り組み」

    モデレーター: ザファール・アディール 国連大学水・環境・保健研究所所長

    パネリスト:

    • アルバート・ブタレ 元ルワンダ政府インフラ整備省大臣、アフリカエネルギーサービスグループCEO
    • ミシェル・ジャロー 国連水関連機関調整委員会議長
    • ハンス・ドービル ユネスコ事務局長補
    • ニゾミディン・ゾヒドフ タジキスタン外務次官
    • 足立敏之 国土交通省技監

    15:10–15:30 休憩

    15:30–16:30 産業界と学界関係者による専門家間対話

    • ナンダ・ガヴェンダー Eskomジェネラルマネージャー
    • クリスチャン・ジェルサレ ヴェオリア・ウォーター・ジャパン代表取締役社長
    • フィリップ・ジョーベルト 持続可能な開発のための世界経済人会議シニアアドバイザー兼マネージングディレクター
    • ジョセフィーナ・マエストゥ 国連水関連機関調整委員会アドボカシーとコミュニケーションにおける10年計画コーディネーター
    • 竹村公太郎 日本水フォーラム事務局長
    • リチャード・テイラー 国際水力発電協会会長

    モデレーター:レザ・アルダカニアン 国連大学物質フラックス・資源統合管理研究所所長

    16:30–16:45 第7回世界水フォーラムに向けたビジョン

    • ジュン・ムー・リー 第7回世界水フォーラム国内委員会委員長、元韓国国土交通大臣

    16:45–17:00 ストックホルム水大賞発表

    • トルグニー・ホルムグレン ストックホルム国際水協会(SIWI)所長

    17:00 閉会

    若者からのビデオメッセージ

    • 松浦晃一郎 公益財団法人日仏会館理事長
    • ミシェル・ジャロー 国連水関連機関調整委員会議長
    • ザファール・アディール 国連大学水・環境・保健研究所所長

    総合司会:ザファール・アディール 国連大学水・環境・保健研究所所長

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    〒150-8925
    東京都渋谷区神宮前5-53-70
    国連大学本部

  • お問合せ: 横井 彩, UNU-IAS,geoc@unu.edu