国際移住機関(IOM)によると、2010〜2015年のマレーシアにおける移住率は人口1,000人あたりに対し0.4であり、移民は総人口の8.4パーセントにあたります。周辺の移住の課題に対応してマレーシアでは、医療および健康関連の支援、文化オリエンテーション、移住管理、人身取引対策および自発的な帰国と社会復帰の支援に取り組んでいます。
国連大学グローバルヘルス研究所(UNU-IIGH)は、国連大学の5つの研究所による共同研究活動である「国連大学移住ネットワーク」の協力のもと、2015年1月13日にクアラルンプールでこの種としては初めての移住に関するシンポジウムを開催します。
本シンポジウムは、適切な政策開発でこの分野における格差を埋めることを目的にし、国連大学移住ネットワークの知識および最近の研究結果や国連機関間、加盟国そして関係者間における研究の実践や移住に関する専門知識を共有します。
本シンポジウムは、マレーシアのステークホルダーが国連大学の世界的な移住の専門家から話を聞くまたとない機会であり、国際的な移住政策開発が地域に与える影響について議論し、移住に関する今後の政策や法律制定を促進します。一方、国際的な専門家にとっても、マレーシアの経験や教訓を学ぶ機会を提供します。
ご登録
入場は無料ですが、事前登録が必要です。以下の宛先まで、メールでご連絡をお願いします。
UNU-IIGH Postdoctoral Research Fellow Dr. Syed Emdadul Haque: syed.emdadul@unu.edu
プログラム
プログラムに関しては、英語ページをご覧ください。
UNU International Institute for Global Health Building
UKM Medical Center
Jalan Yaacob Latiff
56000 Cheras, Kuala Lumpur
Syed Emdadul Haque, PhD Postdoctoral Research Fellow: syed.emdadul@unu.edu