対談シリーズ「エジプトの考古学と博物館:世界遺産を守るために」

イベント
  • DATE / TIME:
    2025年5月27日    16:00 - 17:00
    場所:
    東京

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    ハーリド・エルアナーニー元エジプト観光・考古大臣との対談「エジプトの考古学と博物館:世界遺産を守るために」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2025年5月27日(火)16:00-17:00
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2025年5月26日(月)15:00

    1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオンがロゼッタ・ストーンの文字解読を発表したことで、寺院の碑文や墓、パピルス文書など、何千もの古代エジプトのテキストを読み解く道が開かれ、エジプト学という学問分野が切り開かれました。以来、エジプト学の科学的な基盤と進化を続ける研究手法は、近年の新たな発見と相まって、古代文明に対する私たちの理解を今なお更新し続けています。

    今回の対談では、シエルアナーニー元大臣チリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、エジプト学の最新の動向を探るとともに、遺産の保存、異文化間対話、そして普遍的な知識へのアクセスを促進する、包摂的な文化機関としての博物館の極めて重要な役割に焦点を当てます。エジプト学は、考古学から教育、科学、文化、コミュニケーションに至るまで、多様な学問分野をどのように結びつけているのでしょうか。世界遺産の保護において、国連をはじめとする国際機関は、どのような役割を果たすべきでしょうか。そして、不安定な世界情勢や紛争が続く今、私たちは人類の遺産を将来の世代のために確実に守るために、さらに何ができるのでしょうか。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(5月26日(月)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    Photo: Dr. Khaled El-Enany

    ハーリド・エルアナーニー氏は教育、科学研究、文化、観光、経営、公共サービス、国際関係など、さまざまな分野における専門知識と献身で知られる第一人者です。元エジプト観光・考古大臣であり、現在はヘルワン大学のエジプト学教授として30年以上教鞭をとっています。今年後半に選出予定の次期ユネスコ事務局長に立候補しています。

    エルアナーニー氏の詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。