2019年3月26日
国連大学サステナイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、日本の教育機関に在籍している日本人大学院生を対象としたGLTP(アフリカでのグローバル人材育成プログラム)の募集を開始しました。
このプログラムは、文部科学省の支援により2013年度に開始され、「持続可能な開発目標 (SDGs)」という国際社会共通の目標達成を目指し、アフリカが抱える多様な課題の解決にグローバルリーダーとして貢献できる人材の育成を目指しています。
GLTPでは、多様な問題の複合性や関連性にまで視野を広げながら、グローバルとローカルの双方向視点を養うため、アフリカ各国の大学や研究機関において、現地専門家による研究指導のもとで実践的な研究訓練をうけることできます。GLTPへの参加を通じ、グローバル人材の要素と日本を代表するリーダーとしての資質を磨き、地球規模での喫緊の諸問題解決に取り組むエキスパートへの成長が期待されます。
本プログラムに選ばれた学生は、アフリカでの現地調査実施に要する渡航費用及び滞在費用の助成を受けることができます。派遣先は、国連大学のアフリカにおけるパートナー大学や研究機関(ガーナ、ケニア、ナイジェリア、南アフリカ共和国、ザンビア)です。また、学生の所属大学が提携するアフリカ現地の大学・研究機関への派遣も可能です。
対象は、日本の大学院に在籍する日本人大学院生(修士・博士課程)です。
尚、2019年6月21日(金)にアフリカでのグローバル人材育成プログラム(GLTP)2018年度GLTP参加学生による報告会を国連大学で開催します。本プログラムへ採用が決まった学生及び本プログラムに関心をお持ちの方は、ご参加下さい。開催に関する詳細は、後日掲載致します。
詳細、お問合わせはUNU-IASのウェブサイトをご覧ください。