2016年4月28日
2016年4月28日 ― 国際連合大学(UNU)は、国連大学理事会に新たに12名の理事を任命しました。新理事は5月3日に着任し、 2010-2016年の任期を終える理事一同と交代します。
国連大学憲章第4条にもとづき、新たな国連大学理事会メンバーの任命は、潘基文国連事務総長とイリーナ・ボコバ国連教育科学文化機関(UNESCO)事務局長の共同で行われました。
国連大学理事会の主要な職務は、国連大学の原則および方針を定め、同大学の活動を運営し、2年単位で事業プログラムと予算の審議・承認を行うことです。
新たに任命された12名の国連大学理事会メンバーは以下の通りです。
国連大学理事会メンバーは、自国政府の代表としてではなく、個人の資格で任務に従事します。任命理事の選出にあたっては、地理的配分と男女比の均等化を目指しつつ、学術、科学、教育、および文化分野における主な潮流や各人の専門領域が考慮されます。
国連大学理事会は16名のメンバーにより構成されています。任命された理事12名、国連大学学長のほか、国連事務総長、ユネスコ事務局長、国連訓練調査研究(UNITAR)所長の3名が職権上の理事として含まれます。現在およびこれまでの理事会メンバーの詳細は、 unu.edu/about/unu-councilに掲載されています。
次回(第65回)理事会は2016年5月3日-4日にウィーンで開催されます。
理事会メンバーとのインタビュー等のご要望は、国連大学広報部広報担当の西川までご連絡ください。 (03-5467-1298、nishikawa@unu.edu )。
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国連大学は1973年に国連総会によって承認され、1975年9月に、研究、大学院レベルの研修および知識の普及に携わる学者・研究者の国際的共同体としての活動を開始しました。国連システムのシンクタンクとして、特に開発途上国の能力開発に貢献し、既存のものにとらわれない考え方や対話の場となっています。東京に本部を置き、世界各地に拠点を置く11の研究所および幾つかのプログラムやユニットのネットワークから成っています。