・日時:2024年11月14日(木)18:30-19:30
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2024年11月13日(水)15:00
アフリカでは、現在でも6億人以上の人々が基本的な医療サービスを受けられずにいます。世界人口の16%以上が住んでいるにもかかわらず、アフリカは世界の医療支出においてわずか1%を占めるのみです。訓練を受けた医療従事者の不足から、不十分な予算配分、そして脆弱なインフラ構造に至るまで、課題は多岐にわたります。医療制度が未発達であることは、抜本的かつ革新的な解決策を導入する好機でもあり、その様な解決策にはしばしば最新の技術開発や新しい運営戦略が取り入れられます。
今回の対談では、ヴィリアーズ学長がマイケル・バルドック国連大学首席補佐官とともに、ステレンボッシュ大学および政府系機関「ハイアーヘルス」での自身の経験から、グローバルヘルスにおける最近の課題と動向について議論します。アフリカ大陸では現在、どのようなヘルスケアの重要課題に直面しているのでしょうか。これらの課題に対処するために、学術機関ではどのような革新的研究が行われているのでしょうか。そして、国連を含む国際機関は、ヘルスケアの向上にどのように貢献できるのでしょうか。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(11月13日(水)15:00締め切り)。
また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
ヴィム・デ・ヴィリアーズ教授は、2015年からステレンボッシュ大学の学長兼副総裁を務めています。
ステレンボッシュ大学で医学士、外科学士(MBChB)を取得後、オックスフォード大学で博士号を取得。その後渡米し、ハーバード大学で学んだ後、ケンタッキー大学で消化器内科部長、グッドサマリタン病院事務長などの要職を歴任しました。国内では、南アフリカ大学財務投資委員会委員長、ハイアーヘルス(南アフリカの高等教育機関における学生の保険に従事する高等教育・訓練省下の機関)の委員長を務めています。最近まで、イギリス連邦大学協会の評議員も務めていました。
ヴィリアーズ学長の詳細な経歴に関しては、 英語版のイベント情報ページをご覧ください。