慶應義塾大学日印研究ラボの安藤優香 上席所員との対談、「インド太平洋における日本の役割:国連、ODA、そして自由で開かれたインド太平洋」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2025年1月23日(木)18:30-19:30
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2025年1月22日(水)15:00
第二次世界大戦後、日本が外交の中心に据えたのは、国連、米国、アジアとの関係でした。経済復興に成功した日本は、1954年以降、地域と世界の経済発展を促すことで平和を育むことを目指し、国連への資金拠出を含む政府開発援助(ODA)を着実に拡大していきます。しかし、1990年代以降の経済停滞に伴い、日本の経済貢献は減少してきます。国内では、日本のODA政策の見直しや国連改革の推進を求める声が高まってきました。地域と世界の平和と安定へのコミットメントを踏まえ、日本の外交における優先分野は、近年、他の多国間プラットフォームとの関係にも拡大しつつ、国連、米国、アジアとのパートナーシップ強化という伝統的な目標も維持しています。
今回の対談では、安藤優香氏がチリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、インド太平洋における日本の役割とその変容について議論します。経済停滞は日本のODA政策の方向性にどのような影響を与えているのでしょうか。国連改革を推進する日本の姿勢は、外交上の優先分野の変化においてどのように位置付けられるでしょうか。日本が外交戦略の重点を地域と世界の安定に拡大する上で、どのような課題と機会に直面するでしょうか。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(1月22日(水)15:00締め切り)。
また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
安藤優香氏は慶應義塾大学日印研究ラボの上席所員です。安藤氏は、民主党政権下で2010年から2011年にかけ、前原誠司外務大臣(当時)の政策担当秘書を務めました。それ以前は、約10年にわたり民主党本部で同党の国際関係業務に携わっていました。
安藤氏の詳細な経歴は本イベントの英語ページをご覧ください。