2024年12月6日 東京
(左から)金城泰邦 文部科学大臣政務官、生稲晃子 外務大臣政務官、チリツィ・マルワラ国連大学学長、フンミ・オロニサキン国連大学理事会議長、小林史明 環境副大臣
2024年12月5日、日本の外務省は第82回国連大学理事会のために東京に集まった国連大学理事を歓迎し、国連大学本部にてレセプションを開催しました。
東京の外交団や各機関、日本の省庁関係者が国連大学の職員や理事と一堂に会し、交流を深めました。本レセプションは、国連大学の日本政府が50年近く続くパートナーシップのもとで共に培ってきた業績を再確認する機会となりました。
レセプション冒頭、生稲晃子 外務大臣政務官は次のように述べました。「まず、国連大学の発展に多大な貢献をいただいている理事の皆様を心から歓迎申し上げます」
「国連大学は、近年では、大学院学位プログラムにより、次世代を担う人々を育てる教育機関としての役割を強化されています。こうした中、日本政府と国連大学の連携は着実に深まっています」
「マルワラ学長、そして国連大学理事の皆様のご協力とご理解、そしてこれまでのご貢献に深く感謝申し上げるとともに、ご列席の皆様と国連大学の益々のご発展を祈念します」
フンミ・オロニサキン国連大学理事会議長も次のとおり感謝の意を表しました。「本日はこのような素晴らしいレセプションを外務省に主催していただき、皆様とご一緒する機会を賜りましたことを光栄に思います。日本政府は、50年近く、ホスト国としてここ東京にて国連大学を受け入れ、弛まぬご支援を頂いております。国連大学理事会を代表し、深く感謝申し上げます」
「国連大学がその輝かしい歴史を土台に前進する中、私たちは今の時代の重要課題への解決策を推進するという共通目的において一致団結しています。希望と決意を持ち、協力すれば物事を良い方向に変えられると自信を持って、未来に目を向けましょう」
チリツィ・マルワラ国連大学学長も次のように述べました。「半世紀にわたる日本政府による弛まぬご支援に心より感謝申し上げます。国連大学の成功は、日本による多大なるご支援あってこそです」
「過去1年間における国連大学の業績を誇りに思います。こうした成果は、国連大学理事会のリーダーシップとビジョンなしには得られなかったでしょう。理事の皆様や、本日ご参加いただいているパートナーの皆様、大使館や各機関、国連大学の友人の皆様に対し、心より御礼申し上げます。これまでも、そして国連大学の歴史における新たな章を開く今後においても、皆様のご支援は私たちのミッション遂行のために不可欠です」