DATE / TIME:

2025年7月3日    13:00 - 14:30

場所:

東京

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写真：レツィエ3世レソト王国国王陛下（レソト政府提供）。

国連大学は、駐日レソト王国大使館を通じてレソト王国政府と共に、2025年7月3日にシンポジウム「レソトに力を：内陸の開発途上国におけるエネルギー転換を促進するための資金動員」を共催いたします。ぜひご参加ください。

・日時：2025年7月3日（木）13:00 – 14:30
・形式：対面のみ
・会場：国連大学本部 3Fウ・タント国際会議場
・言語：日本語と英語（同時通訳あり）
・参加費：無料
・締切：2025年7月2日（水）15:00（事前登録必須）

レソト王国は、南アフリカ共和国に囲まれた小さな山岳国であり、国民の約50％が電力にアクセスできていません。それにもかかわらず、同国は2030年までに温室効果ガス排出量を10％削減するという持続可能な道筋とともに電化率の100％達成を掲げています。

また、レソトは太陽光や風力といった変動型再生可能エネルギーに加え、出力調整可能な水力発電や揚水発電の潜在力といった再生可能エネルギー生産にも恵まれています（国土の約80％が標高1,800メートル以上）。これらの資源を持続可能な形で活用することで、同国の経済を大きく変革し、地域のエネルギー安定と安全保障にも貢献する可能性を秘めています。

第29回気候変動枠組条約締約国会議（COP29）において、レツィエ3世レソト王国国王陛下は、レソト王国政府と連携し、「レツィエ3世陛下公正なエネルギー転換有限会社（HMKLIII JET）」を立ち上げました。この官民連携による革新的な取り組みは、同国における新たな発電能力の構築を支援し、エネルギーの自立と輸出の時代を切り開くことを目的としています。成功すれば、化石燃料を経ずにエネルギー貧困からクリーンエネルギーの豊かさへと飛躍する、新興国の可能性を示すモデルとなるでしょう。

本シンポジウムでは、レツィエ3世レソト王国国王陛下を国連大学にお迎えて基調講演を賜り、続けてパネルディスカッションやネットワーキングの機会が設けられています。

本シンポジウムで扱われる主な議題は以下のとおりです：

• HMKLIII JETの概要と官民資金との連携可能性
• レソトへの投資における課題とその克服策
• クリーンエネルギー分野への投資促進

本講演は英語と日本語で行われ、英日同時通訳をご利用いただけます。

ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします：

• 国連大学のイベントにおけるハラスメント防止のための行動規範 (英語)
• 国連大学の会議およびイベントにおけるデータ保護に関する通知(英語)

参加登録

入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です（7月2日（水） 15:00 締め切り）。

14時15分ごろから大変混雑する事が予想されます。ご来場いただく場合は、お時間に余裕を持ってお越しください。
ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

UNU＠50

本イベントは国連大学50周年事業の一環として開催されます。詳しくはこちらをご覧ください：https://unu.edu/unuat50

プログラム

1. 開会挨拶

• チリツィ・マルワラ 国連大学学長・国連事務次長
• 日本国外務省代表（調整中）
• モハト・モリナ外務・国際関係大臣（レソト王国）よりレツィエ3世陛下のご紹介

2.レツィエ3世レソト王国国王陛下による基調講演

3.パネルディスカッション

• モデレーター：
  • タバン・レケラ 外務・国際関係省筆頭事務次官（レソト王国）
• パネリスト：
  • モケティ・シェリレ貿易・産業・中小企業大臣（レソト王国）
  • 経済産業省代表（調整中）
  • スティーブ・ファキシ（オンライン参加、HMKLIII JET代表）
  • 丸紅株式会社代表（調整中）
  • チリツィ・マルワラ 国連大学学長・国連事務次長

4. 質疑応答

5. 閉会の挨拶

• レツェディスィツォエ・テコ 駐日レソト王国特命全権大使

6. ネットワーキング・セッション

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メディア関係者の皆様へ

本イベントの取材をご希望の方はこちらの取材申込みフォームに必要事項をご記入ください。

申し込みは7月2日（水）17:00までとさせていただきます。

お問い合わせは mediarelations@unu.eduまでご連絡ください。