対談シリーズ「共生への道: 包摂的な日本社会に向けて」

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イベント
  • DATE / TIME:
    2025年6月26日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

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    僧侶の西村宏堂さんとパートナーでクリエイティブディレクターのフアン・パブロ・レジェス・ディアスさんとの対談「共生への道: 包摂的な日本社会に向けて」を開催いたします(KIFジャパン協力)。ぜひご参加ください。

    ・日時:2025年6月26日(木)18:30-19:30
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2025年6月25日(水)15:00

    2025年3月25日、大阪高等裁判所は、同性婚の法的承認を認めない現行制度について、「個人の尊厳を著しく損ない、性的指向による不合理な差別だ」と指摘し、全国で5件目となる違憲判断を下しました。同じ週、出入国在留管理庁は、国内の外国人住民数が380万人に達し、前年比10.5%増、過去最高を3年連続で更新したことを発表しました。こうした動きは、21世紀の日本がより開かれた、包摂的な社会へと根本から変化つつあることを示しています。

    今回の対談では、西村宏堂さんとパートナーでクリエイティブディレクターのフアン・パブロ・レジェス・ディアスさんがチリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、文化や言語、性格の違いを乗り越え、共存する未来を育むことの重要性について議論します。日本に住む同性カップルはどのような課題に直面しているのでしょうか。より思いやりのある社会を育むために、どうすれば偏見を乗り越えることができるのでしょうか。そして、次の世代はどのようにして、互いを尊重し尊敬し合う未来を形づくる事が出来るでしょうか。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(6月25日(水)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    写真:本人提供

    西村宏堂さんは僧侶およびアーティストとして活躍しています。1989 年東京都生まれ。ニューヨークのパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)に留学し、卒業後、メイクアップアーティストとしてミス・ユニバース世界大会やニューヨークファッションウィークなどの舞台裏で活躍していました。

    2015 年に浄土宗の僧侶となり、その後、Netflix 番組「Queer Eye」への出演を契機として名声を得ました。LGBTQ活動家として国連人口基金(UNFPA)、イェール大学、スタンフォード大学などで講演し、CNNやBBCをはじめとする主要メディアに取り上げられました。

    TIME誌の「次世代リーダー(Next Generation Leader)」に選出されました。2020年に著書『正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ』が出版され、『This Monk Wears Heels』と題する英訳も2022年に出版されました。

    フアン・パブロ・レジェス・ディアスさんはコロンビア出身のクリエイティブディレクターであり、現在は東京で活動しています。中南米のデザイナーたちとのネットワークを率いて、成果につながるグラフィック・プロジェクトやコンテンツ戦略を開発しています。
                                            
    東京に住む前は、持続可能な開発目標(SDGs)に沿った意識向上とより良い未来の形成を目的とした若者向けのデジタルマガジン「Trumo Talks」を創刊し、編集長を務めていました。Trumo Talksでは、8万人以上の若者のコミュニティを築き上げ、7件のライブイベントを開催し、Dr.MartensやEstéreo Picnicなどの国際的なブランドとのコラボレーションを推進しました。