2012年4月に出版された「People and the Planet 」という報告書では、世界人口の安定化を自発的に促すことによって先進国と途上国の消費レベルのバランスを取らなければならないと結論付けられています。この21カ月に及ぶ王立協会の研究の中で、もっとも豊かな先進国や新興国が物質消費を安定化し、なおかつ削減していくことにより、貧困に苦しむ13億の人々の消費を増やすことが絶対的貧困から脱出する助けになると提言しています。
本イベントでは、2002年のノーベル医学生理学賞の受賞者であるジョン・サルストン卿をお招きし、レポートから得た知見について語っていただきます。
そのうえで、東北大学大学院環境科学研究科の馬奈木俊介准教授、地球環境戦略研究機関(IGES)持続可能な消費と生産グループ(SCP)ディレクターのマグナス・ベングソン博士、ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)の枝廣淳子代表と以下の点について討論を深めます。
本サイエンス・カフェは、ブリティッシュ・カウンシル、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)、国連大学の共催で行われます。
閉会後の18時30分〜20時には、飲みものと軽食が用意されます。
参加をご希望の方は、science@britishcouncil.or.jp までお名前、ご職業、勤務先、部署・役職を明記の上、参加希望をお知らせください。(ただし、定員に達し次第締め切らせていただきます)。
国連大学本部 レセプション・ホール 2階
東京都渋谷区神宮前5-53-70