国連大学は、駐日南アフリカ共和国大使館とともに、ネルソン・マンデラ記念講演会「南アフリカ共和国憲法制定20周年、社会的一体性の構築モデル」を開催いたします。本講演会は、シリル・ラマポーザ南アフリカ共和国副大統領の訪日スケジュールの変更により、駐日南アフリカ共和国のモハウ・ペコ大使の代理により行われます。
南アフリカ共和国の憲法はその比類のない権利章典により、世界で最も先進的な憲法として広く認められています。講演では、同国憲法裁判所が、人権問題に関して画期的な判決を下すことで、未熟な同国の民主主義をどのように構築・指導・維持しているかについて取り上げます。
また、同国における国民の生活の質の向上と経済開発に日本企業がいかに貢献しているか、そして、15カ国が加盟する南部アフリカ共同体の加盟国として、経済問題にとどまらない域内共通の問題に取り組んだ経験から、どうすれば日本が安心感を得られるかについて説明いたします。アフリカ開発会議(TICAD)をはじめ、日本がアフリカの開発にどれほど大きく貢献しているかを取り上げ、日本がその寛容な精神で、助けを必要としている人々に支援の手を差し伸べ続けることの重要性について話します。
講演に続き、30分間の質疑応答の時間が設けられます。ご参加の皆様はこの機会にぜひ、モハウ・ペコ大使との交流をお楽しみください。
本講演会には、日英の同時通訳がつきます。
入場は無料ですが、事前登録が必要です(11月25日(火)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからどうぞ。
講演者の略歴については、英語ページをご覧ください。
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国連大学 ウ・タント国際会議場