国連大学では、英国政府 スーダン共和国・南スーダン共和国担当特別代表のクリス・トロット氏との対談「ロンドンからジュバへ:南スーダンにおける和平と平和維持の見通し」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2018年8月2日(木)18:30-19:30
・場所:国連大学本部2Fレセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2018年8月1日(水)
国民投票によって独立を獲得した南スーダン共和国は2011年7月14日、193番目の国連加盟国となりました。国連総会がこの新たな共和国を承認する6日前、安全保障理事会は、平和と安全を定着させ、開発可能な環境を整備するという任務を目的とした、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)を設置しました。
2013年12月の紛争勃発を背景に、UNMISSの任務はさらに強化され、民間人の保護や人権監視、人道援助の提供が改めて重視されるようになりました。しかし、政治的な権力闘争はさらなる混乱を呼びました。その後、2018年6月27日に南スーダン共和国の平和促進に向けて「ハルツーム宣言」の合意が成立したことから、和平プロセスに対する期待は再び高まっています。これから先はどうなるのでしょうか。
今回の対談では、トロット氏がダビッド・パサレーリ国連大学理事会幹事とともに、和平プロセス、国連の平和維持活動、そして南スーダンの将来について語り合います。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションで、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものとビュッフェ形式の軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。(8月1日(水)締め切り)。
参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
対談者について
クリス・トロット氏は2016年8月から、英国政府 スーダン共和国・南スーダン共和国担当特別代表を務めています。英国の外交官として1991年以来、アフガニスタン、コートジボワール、日本、ミャンマー、セネガル、ソロモン諸島、南アフリカをはじめ、世界各国に赴任。ロンドンの外務・英連邦省でも、人権局次長や紛争後安定化課長補佐を歴任しました。
トロット氏は、東洋アフリカ研究学院とブリストル大学を卒業。既婚で子ども2人。トンブクトゥ(マリ)の名誉市民でもあります。
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学 2階レセプションホール