災害リスク管理とサステイナビリティ

イベント
  • DATE / TIME:
    2011年11月15日
    場所:
    東京

    アジア初の大学ネットワークである気候と生態系変動への適応に関する研究を行う大学ネットワーク(UNCECAR, University Network for Climate and Ecosystems Change Adaptation Research)は、高等教育部門のリーダーシップを通して、気候変動の影響に対する脆弱性を軽減し、現地の適応能力を高めることを目的として活動しています。

    UN-CECARの国際会議は、アジア各地のメンバー大学の専門家や関係者が集い、気候と生態系変動の諸問題に対する知見や経験を共有する目的で開催されてきました。第5回目となる今回は、「災害リスク管理とサステイナビリティ‐気候と生態系変動をふまえて」をテーマに、11月 15日に東京で開催されます。

    • 本会議では、巨大災害に対するリスクの軽減と回復に焦点をあてて議論が行われます。2004年のインド洋地震や、 2011年の東日本大震災など、多くの巨大災害に見舞われた国々の専門家が集まり、その経験や教訓を共有します。多くの地域が投資の基盤を失い、開発が滞るなど、自然災害によって壊滅的な被害を被っています。そのような地域にとって、持続可能な災害リスク管理のモデルを検討することは大変大きな意義があります。
    • 茨城大学、インドネシアのガジャマダ大学、タイのチュラロンコーン大学そしてパキスタンラフォーレ工科大学などから著名な研究者を招き、過去数10年間に起きた巨大災害に対する対応や管理などの経験を共に振り返ります。
    • プレゼンテーションに続き、国連大学副学長武内和彦を議長として、「持続可能な災害リスク管理へ」と題してパネルディスカッションが行われます。
    • 午前中のセッションでは、UN-CECARとS-8-3などと関連した大学ネットワークで研究を行う若手研究員によるプレゼンテーションが行われます。セッションのテーマは「気候と生態系変動に対する適応策研究」です。

    会議の詳細また参加登録につきましては、UN-CECARオフィシャルウェブサイト(英語)をご覧ください。