エジプト・アラブ共和国のアムル・タラート通信・情報技術大臣との対談「目的とインテリジェンスの合致:責任ある包摂的なAIを目指すエジプトのビジョン」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2025年5月8日(木)16:00-17:00
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部 1F アネックススペース
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2025年5月7日(水)15:00
人工知能が急速に社会を変革している時代において、エジプトは倫理的責任と包摂的な発展を両立させることの出来る技術の進歩の道を切り開いています。責任あるAIに対するエジプトのビジョンは、人間を中心としたガバナンスや地域協力、地域ごとの親和性に根ざしており、医療、農業、公共サービスといったさまざまな分野でAIを活用しながら、人材育成やデジタルインフラ、そして倫理的枠組みへの投資にも力を入れています。エジプトはアフリカにおけるリーダーとして、またTICADやユネスコといった国際的な場への積極的な関与を通じて、AI技術が強力であるだけでなく、意義あるものとなるよう努めています。
今回の対談では、アムル・タラート大臣がマイケル・バルドック国連大学首席補佐官とともに、人工知能の急速な変化と革新について議論し、エジプトやアフリカ大陸への影響について掘り下げます。エジプトは、AIの急速な革新と、人間中心のガバナンスとのバランスをどのように取っているのでしょうか。また、責任あるAIのためのビジョンを実現するために、エジプトはどのように人材育成やインフラ整備に投資しているのでしょうか。そして、他のアフリカ諸国は、エジプトのアプローチからどのような教訓を得ることができるのでしょうか。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(5月7日(水)15:00締め切り)。
また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
Photo: © Government of Egypt
タラート博士はIT・通信分野で30年以上の経験を持ち、エジプト・アラブ共和国の通信・情報技術大臣を務めています。エジプト・ビジョン2030の実現に向け、経済の重要分野を支える没入型技術の活用に自信を持ち、インフラ整備や人材育成、イノベーション推進、行政サービスの向上など複数の戦略的プロジェクトを主導しています。
若者の力を信じ、社会経済発展への参画を促すためのデジタル施策を数多く展開。IBMエジプトでは社長としてデジタルサービスの輸出拠点を設立し、雇用創出や外国直接投資(FDI)の促進に成功しました。
学術面でも、カイロ大学の非常勤教授として戦略や組織行動などを教え、さまざまなICT関連委員会にも貢献しています。パリ経営大学で博士号を取得し、米国とフランスの大学で修士課程を修了。
タラート博士の詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。
本イベントに関するお問い合わせは mediarelations@unu.eduまでご連絡ください。