対談シリーズ「多極化する世界における科学・技術・イノベーションの役割」

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年10月25日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

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    南アフリカ・ネルソンマンデラ大学にて科学・技術・イノベーションアドバイザーを務めるデリック・シュワルツ氏との対談、「多極化する世界における科学・技術・イノベーションの役割」を開催いたします。ぜひご参加ください。

    ・日時:2024年10月25日(金)18:30-19:30
    ・形式:対面のみ
    ・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
    ・言語:英語
    ・参加費:無料
    ・締切:2024年10月24日(木)15:00

    科学、技術、イノベーションは、特に公立大学において、より包摂的で民主的で実行可能な多国間主義を受け入れる方向へと国際システムの調整を促す役割を果たし得ます。現在、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの多くの地域が、共通の未来についての対話に参加し、一極集中からの脱却を図っています。一方で、グローバル・ガバナンス(特に国連システム)の改革のために必要な共通の大義が見出せるかは不確かです。また、低開発と世界的な社会的不平等という長年の課題や、全人類の存亡にかかわる新たな課題に対して、人類が効果的な対応策を見出すために必要な能力を構築するための共通の目的意識を醸成できるかも、未だ不明瞭です。

    「インストルメンタリズム(道具主義的)」といった狭義の目標よりも、公益的な目標を多国間システムの中で優先させることで、大学は、2024年の国連未来サミットで採択された「未来のための協定」を含む、共通の課題に関するグローバルな連帯・協力・協調の促進のための重要なネットワークを提供することができます。

    今回の対談では、シュワルツ氏がチリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、国際協力の促進における科学、技術、そしてイノベーションの役割について議論します。多国間主義がは現在、どのような課題に直面しているでしょうか。グローバルな課題への解決策を見出す上で、特にグローバル・サウスの大学はどのような役割を果たすことができるでしょうか。そして、「未来のための協定」の今後の展望はどうなるのでしょうか。

    国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    参加登録

    入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(10月24日(木)15:00締め切り)。

    また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。

    対談者について

    デリック・シュワルツ氏は現在、南アフリカのネルソン・マンデラ大学の科学・技術・イノベーションアドバイザーを務めており、以前は南アフリカの高等教育・科学・イノベーション大臣の特別顧問を務めていました。1999年から2007年までネルソン・マンデラ元大統領や南アフリカの民主化運動の指導者たちが学んだ南アフリカを代表する大学のひとつである、フォートヘア大学の学長を、その後2008年から2017年まではネルソン・マンデラ大学の校長兼副学長を歴任しました。

    シュワルツ氏の詳細な経歴に関しては、 英語版のイベント情報ページをご覧ください。