グレブ・レイゴロデッツキー

グレブ・レイゴロデッツキー氏は国連大学高等研究所(UNU-IAS)の伝統的知識イニシアチブのアジャンクト・リサーチフェローである。ロシアのカム チャッカ沿岸の村で生まれ育ち、資源共同管理と伝統知識システムを専門とする保全生物学者。エベンのトナカイ飼育民、アレウトのオットセイ狩猟民族、カボ クロスのピラルクー漁師、グウィッチンのカリブー狩猟民たちと共に生活し仕事をした経験を持つ。博士号取得のため、カムチャッカにおける毛皮動物の捕獲と 保護を研究し、ソビエト連邦崩壊後の極東ロシアでの社会生態システムの回復力に注目した。2006年から2010年の間、生物文化の多様性と回復力に関す るクリステンセン基金のための新しい世界助成金戦略の開発を主導した。