研究記事
包括的な豊かさの指標
2012年5月18日
アナンサ・ドゥライアパ博士はドイツのボンに事務局を置くInternational Human Dimensions Programme on Global Environmental Change(IHDP、地球環境変化の人間・社会的側面に関する国際研究計画)の事務局長である。経験豊かな環境開発エコノミストであり、主に生態系サービスへのアクセスと利用の公平性に焦点を置いた活動をしている。前職では国連環境計画(UNEP)の生態系サービスおよび経済ユニットのチーフを務め、生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)の設置に協力し、それ以来、同プラットフォームの最近の承認において中心的役割を果たしている。また、地球システム科学パートナーシップ(ESSP)の共同パートナーである生物多様性科学国際共同研究計画(DIVERSITAS)科学委員会のメンバーでもある。環境や国際援助、開発に関する2冊の著書があり、数誌の国際的に認められた学会誌に論文を寄稿している。ドゥライアパ博士は科学と政策の相互関係、経済学、開発、生態系サービスに関する専門知識をIHDPでの活動に生かし続けている。
2012年5月18日
2011年10月27日