2年間の理学修士課程プログラムでは、環境リスクと人間の安全保障に対して学際的にアプローチするのに求められる詳細な知識、批判的理解、戦略、およびツールを学ぶことができます。地理学の理論や手法に関するディベートを取り入れることで、環境リスクや自然災害の複雑な発生状況、人と自然の関係性に対する影響(脆弱性、レジリエンス、適応)、そして実際の対処方法への理解を深めます。
本プログラムは、ボン大学地理学部と国連大学環境・人間の安全保障研究所(UNU-EHS)の共同プログラムであり、国際社会における環境リスクおよび人間の安全保障分野において、高度な概念研究と応用研究を組み合わせることを特徴としています。本プログラムは12のモジュールで構成されており、最初の3学期で10のモジュールを学んだ後、必修のインターンシップ(8週間以上)を経て、修士論文に取り組むことになります。
応募者は、地理学の学士号を取得しているか、専門機関によって認定された関連/類似分野の学習プログラムを修了している必要があります。人間の安全保障と環境の変化に関連するリスク管理の分野に貢献したいという強い意欲を持っていることが、本プログラムで学ぶための必須条件となります。英語を母国語としない応募者は、英語能力を証明する必要があります。
2025年10月入学の出願締め切りは2024年12月15日です。
本プログラムの詳細と応募要件に関しては、UNU-EHSのウェブサイトをご覧ください。