ドハティー博士はメルボルン大学の名誉教授であり、米国テネシー州メンフィスのセント・ジュード小児研究病院の免疫学科長を務めました。1996年には、 ウィルスに感染した細胞を免疫システムがどのように認識するかを解明したことにより免疫学の分野に大きな革命をもたらし、ノーベル医学賞を受賞。自己と他 者との分子の同時認識の原理は、自己免疫疾患、ワクチン開発、臓器移植の研究に画期的な進歩をもたらし、癌、多発性硬化症、糖尿病に関連する免疫システム の新しい理解につなげました。
ノーベル医学賞受賞者ピーター・ドハティー博士 10月17日に国連大学で講演、 第7回ウ・タント記念講演 (265.7 KB PDF)