国連大学学長が愛知、奈良、三重を訪問

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  • 2025年3月12日     愛知県

    2025年3月10日から11日にかけて、国連大学学長のチリツィ・マルワラ教授は山口しのぶUNU-IAS所長とともに、日本の愛知県、奈良県および三重県を訪問しました。

    マルワラ教授は、まずは愛知県豊橋市に所在する豊橋技術科学大学を訪問し、同大学の次世代半導体・センサ科学研究所を視察した他、在学生との対話や若原昭浩学長など大学幹部との懇談を行いました。

    奈良県では、UNU-IASが設立した国連大学SDG大学連携プラットフォームに所属する奈良教育大学の加藤久雄特任教授と懇談しました。また、滞在中に有名な東大寺を訪れ、例年開催される修二会(お水取り)という行事を視察しました。

    マルワラ教授はその後、三重県四日市市へ移動し、四日市公害と環境未来館を訪問しました。同施設で、森智広 四日市市長と面会し、四日市公害の歴史や市の持続可能な開発を推進するための公害対策などについて説明を受けました。

    訪問中、マルワラ教授は国連大学と持続可能な開発目標(SDGs)に関する講演を行ない、環境分野に取り組む三重県や四日市市の職員や、国際環境技術移転センターの研究者等が参加しました。

    今般の訪問の様子は、NHKおよびYOUよっかいちで報じられました。

    2023年3月に国連大学学長として着任以来、マルワラ教授は日本の全47都道府県を訪問し講演することを目標に掲げてきました。今般の訪問を終え、マルワラ教授はこれまでに16都道府県を訪問し、20の講演を行いました。