2011年9月9日 東京
UNU-IASの持続可能な都市の未来プログラムにより執筆された「都市と生物多様性:都市レベルでの生物多様性条約実施に向けた展望とガバナンスの挑戦」が2011年4月から6月におけるBiological Conservation誌の 「Top 25 Hottest Articles」にランクインしました。
「都市と生物多様性」の論文は2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(CBD COP 10)に向けて作成された政策報告書の学術版です。本論文は、都市、都市行政及び生物多様性の関係を分析し、都市にとっての生物多様性保全の便益とCBDの実行においての主要な都市形成及びガバナンスの改善の検討を行っています。
Biological Conservation誌(Elsevier)は生物多様性の分野において最も権威のある学術誌のひとつです。今回「都市と生物多様性」が選ばれたことは、特にCBDの実行に関する都市と生物多様性の関連性の関心が、研究者や政策立案者の間で高まっていることを示しています。UNU-IASは、地域レベルでCBDの実行を支援する機関や都市のネットワーク「Global Partnership on Local and Sub-national Action for Biodiversity」に参加しています。
詳細はUNU-IASのウェブサイトをご覧ください。