2024年7月31日
Photo: UNU / Daniel Powell
2024年7月31日、国連大学は日本の那覇市との間で、社会的課題の解決に向けた学術協力に関する了解覚書(MOU)に署名しました。
新たに署名されたMOUは、共同の教育・研究活動を追求すべく、那覇市と国連大学それぞれの強みを引き合わせることを目的とし、具体的な活動として、能力開発事業、セミナーやワークショップや講演などの知識交換の取り組み、学術プログラムにおける協働、その他関連する取り組みが想定されます。
署名式において、チリツィ・マルワラ国連大学学長は次のように述べました。「本日署名しましたMOUは、みのり多いパートナーシップの始まりに過ぎません。政策関連の共同研究や、SDGsの全ての範囲を網羅する教育活動において那覇市と協力し、SDGs達成を後押しするために国連大学と那覇市それぞれが持つ独自の強みを引き合わせていく所存です」
Photo: UNU / Daniel Powell
MOUの署名を歓迎し、知念覚 那覇市長は次のように述べました。「今回の国連大学との連携により、これまで以上に国内外の様々なステークホルダーとの連携・協働を推進し、「誰一人取り残さない社会」という理念のもと、市民が安心して暮らし、多様性が認められる寛容なまち「なは」の実現に向け、更なる推進をはかってまいります」