2024年11月29日 東京
了解覚書に署名し、握手するチリツィ・マルワラ国連大学学長(左)と北谷健ICEED議長(右)。Photo: UNU / Y. Nakahari
2024年11月29日、国連大学は国際環境経済開発評議会(ICEED、国連環境計画諮問機関)との間で新たな了解覚書(MOU)に署名しました。本覚書は、特に技術や革新、持続可能な開発の分野において、国や地域、世界におけるICEEDおよび国連大学の活動に影響を与える政策や実務に関連する研究を推進するためのプログラムや事業における協力を強化することに焦点を当てています。
本覚書は、能力開発の機会や知識交換のイベント、学術プログラム、フェローシップ、UNUにおけるUNU・ICEED共同リエゾンオフィスの可能性など、さまざまな教育・研究活動を展開するために、ICEEDとUNUの専門知識を連携させることを目的とします。
署名式でチリツィ・マルワラ国連大学学長は次のように述べました。「気候変動、平和と安全保障、そして人間としての本質を変えつつある新しいテクノロジーなど、本当に重要な問題を解決できるよう、国連の価値観をより広いコミュニティに伝えていきたいと思います。私は新たな協力関係を心から喜び、楽しみにしています」
覚書について北谷健ICEED議長は次のように述べました。「国連が常に目指してきた世界を実現するために、環境と社会に対する解決策を生み出すために国連大学と直接協力できることを楽しみにしています」