2012年7月18日 Rio de Janeiro
2012年6月18日、ブラジル・リオデジャネイロで開かれたリオ+20において、「SATOYAMAイニシアティブとグリーンエコノミー」をテーマとしたサイドイベントが行われました。
このイベントは、環境省とSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局の共催で開催されました。国連大学高等研究所(UNU-IAS)がIPSI事務局を務めています。
竹本和彦 環境省参与、IPSI事務局長が開会挨拶でSATOYAMAイニシアティブについて紹介しました。
続いて、武内和彦 国連大学副学長が、「グリーンエコノミーへの発展:社会生態学的生産ランドスケープ(SEPLs)」をテーマとした基調講演を行いました。武内副学長は、自然共生社会を実現し、グリーンエコノミーに移行するにあたり、(1) 新たなビジネスモデル、(2) 新たな“コモンズ” 、そして(3) レジリエンス(回復力)の3点が重要な柱となると述べました。
基調講演に続き、以下の4つの事例発表と武内副学長をモデレーターにパネルディスカッションが行われました。
質疑応答セッションでは、持続的なランドスケープ管理における文化的側面の重要性と権利(土地の所有権、および資源へのアクセス権)について関心が寄せられました。
基調講演およびパネルディスカッションのプレゼンテーションのダウンロード可能なPDFファイルを含め、このリオ+20サイドイベントについては、SATOYAMAイニシアティブのウェブサイトをご覧ください。