沖上級副学長、ルワンダにおけるジェノサイド27周年追悼式典に出席

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  • 2021年4月8日

    国連大学の沖大幹上級副学長は、駐日ルワンダ共和国大使館主催のルワンダにおけるジェノサイド27周年オンライン追悼式典に出席しました。

    4月7日の「1994年のルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デー」に開催された本イベントで、沖上級副学長 は、犠牲者に哀悼の意を表するとともに、生存者に敬意を表しました。さらに、ジェノサイドを振り返り、憎悪、排外主義と暴力に常に反対し続ける重要性について語った上で、次のように述べました。

    「生存者の方々は、目覚ましい勇気とレジリエンス(回復力)を示しました。彼らの強さと尊厳、そしてルワンダ政府の多大な努力により、何十年にもわたる精神的・肉体的なトラウマを乗り越え、ルワンダをはじめとする世界における人権の進展に貢献しました」

    本イベントには、國場幸之助外務大臣政務官、駐日ルワンダ大使館のアーネスト・ルワムキョ大使なども出席しました。

    1994年に起きた人類史上最も恐ろしい出来事の一つであると言われているルワンダで発生したジェノサイドでは、100万人以上の女性、男性と子どもが100日間の間で殺害されました。犠牲者はツチ人が圧倒的に多かったものの、ジェノサイドに反対したフツ人やその他の人々も含まれていました。

    沖氏は、ジェノサイドがきっかけとなり、ルワンダ国内および国際社会において、よい変化をもたらしていることについても述べ、その一例として2005年に国連で採択された「保護する責任」に触れました。この概念は、国際社会が人々をジェノサイド、戦争犯罪、民族洗浄および人道に対する罪から守る責任があるとして、国連加盟国間の原則になっていると指摘しました。

    「新型コロナウイルスのパンデミックを乗り越え、よりよい復興を目指すためには、今までのレジリエンス(回復力)を参考にしなければなりません。27年前にルワンダで亡くなった人々を追悼する中で、ルワンダこそがそのレジリエンスの光だと思います」