国際青少年デーを祝うセミナー

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  • 2011年8月12日     東京

    国連大学高等研究所(UNU-IAS)は、法政大学及びドイツを拠点とするNGOのiuventumと共催で、持続可能な社会づくりに積極的に携わる青少年を奨励し、持続可能な開発のための教育や研究活動の普及を目的とする国際青少年デーセミナーを実施しました。

    8月12日の国際青少年デーに開催された本セミナーでは、高校生、大学生及び大学院生といった学生を対象に、青少年の活動が社会にどのように反映され、持続可能な社会をつくる上で研究者としてのキャリアがどのように役立つのかが議論されました。

    本セミナーの午後のプログラムは、2011年プロスパーネット(ProSPER.Net)「若手研究者スクール」の一環として行われ、スクールの参加者が若手研究者としてのこれまでの経験と研究活動について発表を行いました。プロスパーネットは、持続可能な開発のための教育の普及と推進を目指すアジア太平洋地域の学術ネットワークで、若手研究者スクールをはじめとする多様な共同事業を行っています。

    若手研究者スクールは、プロスパーネットの加盟大学の一つが主催となって毎年開催され、博士後期課程の学生が持続可能な開発の課題と解決策を模索します。今年のスクールは、都市のサステイナビリティについて日本の経験から学ぶことをテーマに法政大学が主催し、アジア各国からの参加者が、本スクールで学んだ知識と経験をそれぞれの国へ持ち帰り、地元の問題解決に役立てることを目指しました。また本スクールでは、アジア太平洋地域における持続可能な開発に携わる研究者のネットワーク作りに貢献しました。

    詳細はUNU-IASのニュースリリースをご覧ください。