2017年8月16日 東京
国連大学サスティナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は7月28日、ジェニファー・ブランケアフリカ開発銀行(AfDB)副総裁を招き、「アフリカの産業競争力と人的資源」と題したセミナーを開催しました。
ブランケ氏はプレゼンテーションで、現在、アフリカが直面する主な問題として、産業における競争力と若者の雇用率の低さが問題であると指摘し、こうした問題の解決のためにも、AfDBとして高等教育セクターに投資することは重要だと述べました。
ブランケ氏はAfDBが行う高等教育部門の事業の一例として、UNU-IASと取り組む「アフリカの持続可能な開発のための教育(ESDA)プログラム」についても紹介しました。ブランケ氏による報告の後は、ファライ・カプザルワJSPS-UNUフェロー、クリスチャン・オチア関西学院大学助教授と、UNU-IASで博士課程に在籍するノブレ・ノブ氏の3名の若手研究者を迎え、議論を深めました。