沖大幹上級副学長がSDGs企業戦略フォーラム座長に

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  • 2017年12月20日     東京

    企業のSDGs推進を普及浸透させるための取組みとして、日本企業20社によるSDGs企業戦略フォーラムが立ち上がり、沖大幹上級副学長が座長に就任しました。

    本フォーラムは、企業の経営層、戦略部門におけるSDGsの浸透を通じた、企業の長期的・持続的成長への寄与と持続可能な社会の実現への貢献を目的としており、各企業の経営企画部門、事業部門等を中心に構成されています。

    現在、月1回のペースで講義及びディスカッションを行っており、第1回(10月30日開催)では沖座長、蟹江憲司慶応義塾大学教授よりSDGs成立の経緯と概要、経済産業省より同省におけるSDGsへの取組と企業への期待についてご講演いただき、第2回(11月20日開催)では、川昌弘氏(㈱博報堂DYホールディングス)より「SDGsで自分を変える 未来が変わる」と題して、SDGsに関する国連での動きや企業等の具体的取組みについてご講演いただきました。

    そして、第3回(12月18日開催)では、特別講演と題して、本フォーラムのオブザーバーでもある年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の水野弘道理事兼CIOより、「GPIFのESG投資とSDGs」と題し、ESG投資に関する世界の潮流、GPIFがESG投資に取り組む理由を踏まえ、ESG投資を通じたGPIFから日本企業への期待についてご講演いただきました。第3回については各社の経営層にも多く参加いただき、企業がSDGsに取り組む理由やメリットについて活発なディスカッションがなされました。

    GPIF水野弘道理事兼CIOと沖上級副学長(左)

    国連大学は日本に本部を置く唯一の国連機関として、本フォーラムを通じて、各企業が得意分野で世界のリーダーシップを発揮できるように、企業の戦略部門が中心となって対話できる場を創出し、国際社会が進めようとしているSDGsに関する動きを把握し、必要に応じて枠組みや思想について提言できるようなチームの組織化を目指していきます。