チリツィ・マルワラ国連大学学長の宣誓式を開催

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  • 2023年4月17日     ニューヨーク

    2023年4月17日、国連大学第7代学長の宣誓式がニューヨークの国連本部で開催されました。アントニオ・グテーレス国連事務総長によって、南アフリカ出身のチリツィ・マルワラ教授の宣誓が執り行われました。同教授は3月1日に国連大学学長に就任し、国連大学学長として在任中、国連事務次長の役職に就きます。

    チリツィ・マルワラ国連大学学長の宣誓式の様子。立会人はアントニオ・グテーレス国連事務総長。 UN Photo/Eskinder Debebe

    マルワラ教授の任命は、アントニオ・グテーレス国連事務総長がオードレ・アズレ国連教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長と協議して決定しました。マルワラ教授は国連大学学長として2028年までの5年間の任期を務めます。2013年3月1日から2023年2月28日まで国連大学学長を務めたデイビッド・M・マローン博士の後任として着任しました。

    マルワラ学長は東京にある国連大学本部を拠点とし、13の研究所からなる国連大学システムを率いています。国連大学は、緊急性の高い地球規模課題に関する客観的な政策関連の研究を推進し、科学的知見やエビデンスに基づく研究成果を、国連およびその加盟国の政策形成や意思決定のために提供します。

    アントニオ・グテーレス国連事務総長と握手するチリツィ・マルワラ国連大学学長。 UN Photo/Eskinder Debebe

    マルワラ教授は、豊富なリーダーシップおよび学術経験を有します。国連大学に着任する以前は、2018年から2023年までヨハネスブルグ大学(南アフリカ)において副学長兼校長を務めました。マルワラ教授はケンブリッジ大学(英国)で博士号を、プレトリア大学(南アフリカ)で機械工学の修士号を、ケース・ウェスタン・リザーブ大学(米国)で機械工学の理学士号(優等位)を取得しています。

    マルワラ教授に関する詳細情報は、国連大学学長に就任した3月1日に発出したこちらのプレスリリースをご覧ください。