2025年4月2日 東京
2025年4月1日、ノースイースタン大学公共政策・都市問題研究学部と国連大学政策研究センター(UNU-CPR)は、パートナーシップ構築のために了解覚書(MoU)に署名しました。この新たな協力関係を通じ、両組織は今後、高度なデータ可視化およびその他の専門性を活用し、グローバル・ガバナンスの解決策を促進し、多国間協力システムへの増大する圧力に対処してまいります。
本パートナーシップの取り組みの中心となるのは、国連大学政策研究センターが管理する多年度の新イニシアチブ「グローバル・ガバナンス・イノベーション・プラットフォーム」です。このプラットフォームは、革新的なガバナンスの実践を特定、探求、可視化し、新たな多国間機関やプラットフォームの雛形となり、あるいは、既存の機関の改革を促進することが期待されています。
グローバル・ガバナンス・イノベーション・プラットフォームのディレクターを務めるデイビッド・パッサレッリUNU-CPR所長は、次のように述べました。 「より公正で安全な未来は国際協力の強化によって実現可能である、という私たちの共通の確信が今般のパートナーシップの基盤となっています。成功している多国間機関やパートナーシップの核心にある創意工夫とイノベーションを紹介することで、私たちは、国境を越えた複雑な課題に対処し、人類の有意義な進歩を促進することができる新たな制度を設計しやすくなるでしょう」
国連大学学長兼国連事務次長のチリツィ・マルワラ教授は、署名式においてこの新たなパートナーシップを次のように祝いました。「本日の署名式は、より強く、より強靭な多国間システムのために、実践的で適切かつ革新的な政策解決策を提供するノースイースタン大学とのエキサイティングな新たな協力関係の始まりを記念するものであり、2024年の未来サミットでの公約に対するUNU-CPRの支援を拡大するものです。両組織が協力し、その専門知識を共に活用することで、私たちは国連や加盟国、そしてその他多くの関係者が、複雑化し相互依存が進む今日の課題に対処できるよう支援していきます」
署名式や覚書の詳細に関しては、英語版のニュース記事をご覧ください。