ヴラディミール・スマッティン博士をUNU-INWEH次期所長に任命

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  • 2016年4月12日

    国連大学は、本日、ヴラディミール・スマッティン博士を、カナダに拠点を置く国連大学水・環境・保健研究所(UNU-INWEH)の次期所長に任命したことを本日発表しました。

    スマッティン博士 は、2016年6月下旬に着任予定です。世界規模および各地域における水の変動性と希少性、環境に配慮した水管理、気候変動、食料安全保障に重点を置きながら、水資源に関わる広範な分野で研究者および研究管理者として活躍した30年間の経験を生かし、所長の任務に当たります。

    スマッティン博士 は、2008年からは国際水管理研究所(IWMI、スリランカ)における水の利用可能性・リスク・レジリエンス研究部)の部長を務めました。その一方で、2011年から水・土地・生態系(WLE)に関する国際農業研究協議グループ(CGIAR) の世界的な研究プログラムにおける一部門の責任者を務めるとともに、CGIAR気候変動・農業・食料安全保障プログラム(CCAFS)のIWMI研究ポートフォリオの調整を行いました。

    2001年から2008年まではIWMIの主任水文学者を務めました。IWMIの広報・知識管理部部長代理も務めました。IWMIに所属する以前には南アフリカに駐在し、ロードス大学水研究所(グラハムズタウン)、科学・工業研究評議会(CSIR、プレトリア)に勤務しました。

    スマッティン博士は、ロシア科学アカデミー水問題研究所にて水文・水資源学の博士号を取得しています。また、200以上の研究出版物を執筆しています。

    詳細については、プレスリリースをご参照ください。