2017年2月3日 東京
第33回「佐藤栄作賞」論文の募集を開始しました。本国際コンテストには、国際連合大学と論文のテーマに関心を有する者であれば年齢、国籍、職業を問わず誰でも応募可能です。
第33回論文テーマは以下の通りです。
「世界の人口動態に構造的な大変化が進行している。世界人口全体はなお増加を続けるが、ますます多くの国・地域は少子高齢化が急速に進展し、人口減少にも直面している。豊かになる前に高齢社会に突入することを懸念する国がある一方で、仕事のない若者人口が急増する国もある。それは社会的、政治的、さらに地政学上の不安要因となる。豊かな国でも社会保障制度や医療制度がきしみだし、世代間の緊張が生まれている。国連は、こうした人口動態の変化にどう向き合うのか。何をすることができるのか。“人口津波”への国連の対応について論ぜよ。」
詳細ページ:佐藤栄作記念国連大学協賛財団
Eメール:sato.eisaku.mf@unu.edu
佐藤栄作賞は1983年に創設され、1990年以降毎年開催されています。同賞は、故佐藤栄作元総理大臣が、1974年に受賞したノーベル平和賞賞金を基にして設立された「佐藤栄作記念国連大学協賛財団」事業の一環として行われているものです。