国連大学と島津製作所、アジア沿岸汚染物質モニタリングプロジェクト継続協定書に調印

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  • 2012年11月2日     東京

    イベント:汚染物質モニタリングプロジェクト協定書調印式

    日時:  2012年11月12日(月)午前10時30分〜11時30分

    場所:  国連大学本部(渋谷区)、12階会議室

    調印者: 国連大学学長 コンラッド・オスターヴァルダー

       株式会社島津製作所 代表取締役社長中本 晃


    11月12日(月)に行なわれる国連大学と島津製作所の調印式のご案内をいたします。質疑応答と写真撮影の機会もございますので、ぜひご参加ください。

    国連大学のコンラッド・オスターヴァルダー学長と島津製作所の中本晃代表取締役社長は、1996年より島津製作所のご支援により国連大学が行なっている「アジア沿岸水圏における環境モニタリングとガバナンス」プロジェクトを新たに3年継続することで合意し、その協定書に調印します。この官民共同プロジェクトは、参加研究機関が島津製作所から提供を受けた分析装置を使って実地トレーニングとモニタリング活動を行い、化学分析能力の向上をはかることを目的としています。

    新たに調印される第6期(2012〜2015年)では、主に有機フッ素化合物(PFCs)の環境モニタリングを行なう予定です。PFCsは、人類および生態系を脅かす毒性を有する合成化合物です。

    本プロジェクトの第6期において、参加研究機関のPFC分析能力の強化を目指します。島津製作所は、研究解析用に液体クロマトグラフィー質量分析計を提供します。

    第6期を通じて分析能力の向上をはかり、アジア諸国をはじめ、このような能力を開発途上国で普及させる計画です。

    調印式の取材をご希望の方、または本プロジェクトについてのご質問は国連大学サステイナビリティと平和研究所の高下(takashita@unu.edu)までご連絡ください。