国連大学、ポルトガルとマレーシアの2拠点に新所長就任

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  • 2017年9月12日     東京

    2017年9月12日、東京 — 国連大学は、ポルトガルのオペレーティング・ユニットおよびマレーシアの研究所の新所長を任命したことを発表いたします。

    • デルフィナ・フェルナンダ・モレイラ・ガルセズ・デ・サ・ソアレス博士、国連大学政策主導型eガバナンスに関するオペレーティング・ユニット(UNU-EGOV)の所長に2017年9月1日付けで就任
    • パスカル・アロティ教授、国連大学国際グローバルヘルス研究所(UNU-IIGH)の所長に2017年9月18日付けで就任予定

    デイビッド・マローン国連大学学長・国連事務次長は、「ソアレス博士とアロティ教授を国連大学の一員に迎えることができ、大変嬉しく思います。両者により、国連大学システムはこの上ない貴重なスキルと経験を得ることになります。ソアレス博士の学術的業績と幅広い人脈によって、UNU-EGOVはポルトガル国内外でその存在を強くアピールすることになるでしょう。また、アロティ教授のグローバルヘルス分野における経歴と研究経験は、UNU-IIGHのかけがえのない資産となるでしょう」と述べました。

    UNU-EGOV(ポルトガル、ギマランイス)では、デジタル技術による、eガバナンスの向上およびより効果的なガバナンスの形成を目的とした研究を行っています。当ユニットは、国連大学での10年に及ぶeガバナンス研究を土台に2014年7月に立ち上げられました。

    デルフィナ・サ・ソアレス博士は、2015年からUNU-EGOVに非常勤准教授として関わってきました。UNU-EGOVのホスト大学であるミーニョ大学とも強い結びつきがあり、同大学では過去18年間にわたり、工学研究科情報システム部の講師や准教授、セントロ・アルゴティズム(Centro ALGORITMI)の研究者など、さまざまな立場で活躍してきました。

    ソアレス博士の専門分野には、国家・地方・部門レベルでのeガバナンス、eガバナンスの相互運用性と機関横断的な協力、eデモクラシーと電子参加、およびeガバナンスの測定とモニタリングなどがあります。ソアレス博士は、ミーニョ大学で情報科学の修士号と情報システム技術の博士号を取得しています。

    UNU-IIGH(マレーシア、クアラルンプール)は2007年3月に活動を始めました。当研究所では、特に開発途上国におけるヘルスサービスの政策・運用を開発、強化する研究を行っています。

    アロティ教授は、国連大学に加わる以前、モナシュ大学 (マレーシア)のジェフリー・クー医学・保険学研究所(Jeffrey Cheah School of Medicine and Health Sciences)において公衆衛生学教授や副学部長(研究開発)を務めました。これまでに、ブルネル大学(英国)の人種・多様性・専門的実践学教授(Professor of Race, Diversity and Professional Practice)、メルボルン大学(オーストラリア)の女性健康学講師およびシニア・リサーチ・フェロー、クィーンズランド大学(オーストラリア)の熱帯地域健康プログラム講師を歴任しています。

    アロティ教授の主要研究分野は、健康の公平性、健康と人権、健康の性別的・社会的決定要因、強制移住と社会的疎外、性と生殖に関する健康、感染病、非感染性疾患です。アロティ教授は、西オーストラリア大学で地域医療学医科学修士号(MMedSci)と公衆衛生学博士号を取得しています。

    お問合わせ先

    ヒラリー・マクブライド
    国連大学広報部長(mcbride@unu.edu

    国連大学について

    国連大学は過去40年間にわたり、信頼の置けるシンクタンクとして、人類の生存、発展、福祉という緊急性の高い地球規模の諸問題を公平な立場で研究しています。世界13カ国400人超の研究者を擁する国連大学では、17の持続可能な開発目標(SDGs)に関する分野を網羅する研究を行っており、政策の基礎となり世界にプラスの変化をもたらす知識を創造しています。https://jp.unu.edu/