TICAD V:国連大学のサイドイベント・スケジュール

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  • 2013年5月27日     東京

    5年に1回開催されているアフリカ開発会議(TICAD)は、アフリカの開発の推進に向けたアジアとアフリカ間の協調的活動のための主要な国際的枠組みになりました。第5回会議となるTICAD Vは、2013年6月1日から3日まで、横浜にて開催されます。

    本会議は、事前にTICAD共催者が決定した各国政府や国際機関等を対象としていますが、パシフィコ横浜「アネックスホール」で開催される多くの公式サイドイベント等は、一般公開されています。

    国連大学が主催または共催し、5月31日から6月4日まで横浜で開催する6つのサイドイベントおよび東京で開催する2つのTICAD関連イベントをご案内いたします。

    イベントの詳細については、以下にリンクされている各イベントのウェブページをご覧ください。リンクにアクセスできない場合は、国連大学のウェブサイトのイベントページをご覧ください。

    いくつかのイベントでは、参加登録の必要がないものもございます。参加登録が必要なもので取材をご希望の方は、オンライン登録されるか国連大学広報部の牧(maki@unu.edu, 03-5467-1298)までご連絡ください。


    TICAD V サイドイベント

    ケニアの医療制度改革 — 本シンポジウムでは、国連大学国際グローバルヘルス研究所(UNU-IIGH)の研究者たちがこれまでの経験と、ケニアの医療制度を改革するためにケースミックス制度を利用する国家病院保険基金(NHIF)による現在の取り組みについて紹介します。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    (5月31日(金) 10:00-11:30 、会場: パシフィコ横浜内 アネックスホール C会場)

    持続可能な開発のための教育(ESD):アフリカ開発促進への投資 — 本イベントでは教育においてESDが堅実な投資であることを強調します。アフリカに住む人々の生活と生計に影響を与え、また、人々の尊厳を敬うため、ESDは教育の質および関連性を高めることを推進します。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    (6月1日(土) 17:30-18:40 、会場: パシフィコ横浜内 アネックスホール D会場)

    持続可能な開発のための教育(ESD)を通じたアフリカにおける包摂的で強靱な社会の構築 — アフリカにおいて包摂的で強靭な社会を構築する上で、持続可能な開発のための教育(ESD)が果たす役割を議論します。 ESDを推進する国連機関(ユネスコ、ユニセフ)、国連大学が認定する ESD地域拠点(RCE) によるパネルディスカッションを行います。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    (6月1日(土) 18:50-20:00 、会場: パシフィコ横浜内 アネックスホール D会場)

    アフリカの持続可能な開発のための大学の役割 — 本イベントでは、アフリカ開発銀行、東京大学、ザンビア大学、クワメンクルマ科学技術大学および国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)の各代表者がアフリカの持続可能な開発のための大学の役割や、高等教育を通じてアフリカの持続可能な開発を達成するための革新的な方法について講演、議論します。

    日英の同時通訳もございます。

    (6月2日(日) 12:30-14:00 、会場: パシフィコ横浜内 アネックスホール A会場)

    伝統的農業システムとフード・セキュリティ— 本セミナーでは、世界重要農業遺産システム(GIAHS)の保護や、持続可能性の研究、2015年ミラノ国際博覧会のテーマ「地球に食料を、生命にエネルギーを」といった観点から伝統的農業システムの役割に焦点を当てます。講演者と討論参加者(国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)、国際連合食糧農業機関(FAO)、西アフリカ農民・農産物生産者組織ネットワーク(Roppa)の各代表者と駐日イタリア大使)は、アフリカの開発において重要な課題である、フード・セキュリティの強化に向けた貢献の可能性を探ります。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    (6月2日(日) 17:30-19:00 、会場: パシフィコ横浜内 アネックスホール A会場)

    その他のTICAD関連イベント

    ポスト2015年教育アジェンダにおける持続可能な開発のための教育 — 本セミナーでは、ESDの促進によりアフリカの地域コミュニティや各国が得られる具体的な利益に焦点を合わせます。また、「国連持続可能な開発のための教育 の10年」が終了する2014年に立ち上げられるアクション・プランについてセミナー参加者が意見を提供する機会でもあります。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    (5月31日(金) 11:00-12:30 、会場: 国連大学高等研究所)

    議論から行動に:2025年までに飢餓を根絶 — シェンジェン・ファン国際食糧政策研究所(IFPRI)所長とデイビッド・マローン国連大学学長が、2012年の世界食料政策の動向と展望について考察します。世界の農業生産性向上の変化、グリーン経済と持続可能性に向けた動き、農業における男女格差の縮小、とくにアフリカの若者の雇用機会の改善における農業の役割、途上国の農業に関する先進国の農業政策の効果などをテーマに取り上げます。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    (5月31日(金) 12:30-14:00 、会場: 国連大学本部)

    野口英世アフリカ賞受賞記念講演会 — 日本政府により創設された野口英世アフリカ賞は、アフリカにおける感染症や、その他の疾病に関する問題を解決するための医学研究と医療活動の2つの分野において、著しい成果を挙げられた方々へ授与されます。第2回野口英世アフリカ賞受賞者である、ピーター・ピオット博士(ベルギー)とアレックス・G・コウティーノ博士(ウガンダ)が国連大学本部にて受賞記念講演を行います。

    日英の同時通訳もございます。

    (6月4日(火)14:30-16:30 、会場: 国連大学本部)

    イベントの詳細や最新情報については、それぞれのイベントページのリンクをクリックしてください。