国連大学は、国連のシンクタンクとして、地球規模課題解決のための研究・人材育成・知識の普及活動を行っています。国連大学のニュースやイベント、研究に関する日本語のインフォーメーションは、国内に拠点を置く以下の２つの研究所のウェブサイトをご覧ください。
国連大学サステイナビリティと平和研究所（UNU-ISP）は、研究、教育、共同イニシアティブを通じ、「地球変動とサステイナビリティ」、「平和と安全保障」そして「国際協力と開発」という分野横断的な課題について、革新的なアプローチで取り組んでいます。
UNU-ISPは、2010年9月に大学院修士課程サステイナビリティと平和研究科を開設しました。本研究科では、サステイナビリティ、気候変動、開発、平和構築、人権といった国連及びその加盟国が直面している喫緊の地球規模課題に対して、自然科学、社会科学、人文科学を融合させた学際的なアプローチによって、幅広い理解と卓越した問題解決能力をもって取り組む人材の育成を目指しています。
国連大学高等研究所（UNU-IAS）は国連大学の研究・研修センターのネットワークのなかでも最新の施設の一つです。高等研究所は、所内及び学術機関及び国際組織との相互ネットワークと協力して、研究、大学院教育、そして、能力育成を行っています。
高等研究所の研究テーマは、社会システムと自然システムの相互作用に重点をおいています。そのため、高等研究所の研究は社会科学と、物理学並びにラ イフサイエンスの一部を組み合わせており、地球規模の課題に取り組むための的確な情報に基づいた政策立案の開発を目指しています。