Sustainable Development Goal 17

パートナーシップで目標を達成しよう

SDGs達成の鍵はパートナーシップです。民間セクター、政府のあらゆるレベル、市民社会の連携と協力は、開発から取り残されている分野を把握し、対処していく上で必要不可欠なものです。

私たちは、世界各地に研究所を有するグローバルなネットワークとして、学術界、国際機関、政府機関、市民社会、民間セクターと積極的に協力しています。国連大学は、SDGsのすべての分野について、高い専門性を武器に研究を進めていることから、開発に関わるさまざまなステークホルダーのまとめ役となり、部門を越えて必要な知見が共有されるよう手助けしています。一例として、ドレスデン・ネクサス会議プラットフォームでは、環境問題に関するさまざまなプレーヤーが集結し、学際的なアプローチによる環境資源管理に取り組むことでSDGsを推進しています。また、持続的な開発のガバナンスに重点を置いた国連大学の研究は、短期的な目標達成と、持続可能性に関する長期的な政策的枠組みの両方に寄与しています。

UNMISS / Eric Kanalstein

研究者からのメッセージ

エレオノーラ・ニレゼン

国連大学 マーストリヒト技術革新・経済社会研究所(UNU-MERIT)研究者

「持続可能な開発は包摂的な発展です。脆弱な制度や根強い慣習は、数多くの人を経済や政治、社会への参加から除外しています。これは貧困や不平等を悪化させ、過激な思想や行動を作り上げます。このようなテーマの研究を通して、持続可能で包摂的な世界をつくるために必要な政策の立案やプログラムの開発に貢献しています」

ユッカ・ピロティラ

国連大学 世界開発経済研究所(UNU-WIDER)
リサーチフェロ―

「すべての世帯に働ける人がいるわけではありません。だからこそ、社会的セーフティネットが肝要です。社会プログラムを実現する資金を集めるためには、税収が重要となります。これが、私が税金と給付に関するミクロシミュレーションモデルを作っている理由です。このいわば特注のツールを使って、発展途上国における社会保障の拡大の影響を吟味することができます」

Mathew Kurian

マシュー・キュリアン

国連大学 物質フラックス・資源統合管理研究所
(UNU-FLORES)アカデミックオフィサー

「 SDGs達成に必要なのは、縦割りの構造を脱した分野横断的な連携です。そのために、私の研究は科学と政策の橋渡しに重点を置いています。確かな研究を通じて意思決定のあらゆるレベルで情報提供する、またそうしなければならないというのが私の考えです」

注目のプロジェクト

ドレスデン・ネクサス会議

水や土壌、廃棄物などの環境資源の相互関係性に着目する「ネクサスアプローチ」推進のために開催されているのがドレスデン・ネクサス会議です。さまざまなセクターのプレーヤーが集まり、持続可能な開発のための2030アジェンダへの取り組みを中心に議論しています。次回開催は2019年の予定です。

持続可能な開発のためのガバナンス

SDGsに定められている17の目標は、効果的な取り組みがあって初めて達成できるものです。このプロジェクトでは、SDGs達成を成功に導くための政策立案やそのプロセスについて提言を行っています。

政府収入のデータセット

開発途上国ではこの10年間、税金と収入への関心が高まっています。しかし、入手可能な国全体の税金と収入データについては、その質に問題があるのが実情です。収入データの質と透明性を高めるため、また税金についての調査結果の信頼性を高めルために、政府収入のデータセット(GRD)イニシアチブが取り組みを進めています。

関連の記事

最新の出版物