目標17:パートナーシップで目標を達成しよう


「持続可能な開発のための2030アジェンダ」と、その17の持続可能な開発目標(SDGs)は、誰も置き去りにしない発展のために全世界に行動を呼びかける取り組みです。SDGs達成の鍵は、パートナーシップです。民間セクター、政府のあらゆるレベル、市民社会の連携と協力は、開発から取り残されている分野を把握し、対処していく上で必要不可欠なものです。パートナーシップを強化することにより、世界は貧困に終止符を打つ、網羅的でフェアな道筋を見出していけるはずです。

パートナーシップに関する国連大学の取り組み

私たちは、世界各地に研究所を有するグローバルなネットワークとして、学術界、国際機関、政府機関、市民社会、民間セクターと積極的に協力しています。国連大学は、SDGsのすべての分野について、高い専門性を武器に研究を進めていることから、開発に関わるさまざまなステークホルダーのまとめ役となり、部門を越えて必要な知見が共有されるよう手助けしています。一例として、ドレスデン・ネクサス会議プラットフォームでは、環境問題に関するさまざまなプレーヤーが集結し、学際的なアプローチによる環境資源管理に取り組むことでSDGsを推進しています。また、持続的な開発のガバナンスに重点を置いた国連大学の研究は、短期的な目標達成と、持続可能性に関する長期的な政策的枠組みの両方に寄与しています。

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研究者からのメッセージ

 


国連大学 物質フラックス・資源統合管理研究所 (UNU-FLORES)
アカデミックオフィサー

マシュー・キュリアン

kurian@unu.edu

「 SDGs達成に必要なのは、縦割りの構造を脱し、分野横断的に連携することです。そのために、私の研究は科学と政策の橋渡しに重点を置いています。確かな研究を通じて、意思決定のあらゆるレベルで情報提供する、またそうしなければならないというのが、私の考えです」

 

国連大学 世界開発経済研究所(UNU-WIDER)
リサーチフェロー

カイル・マクナブ

mcnabb@wider.unu.edu

「政府財政における税収を拡大することは、持続可能な開発目標の達成とそのための資金確保にとって、中核となる要素です。国連大学では、政府歳入に関するデータセットの開発に取り組んでいます。このツールは、税務制度が経済発展に及ぼす影響について、研究者や政策立案者が施策を検討する際に活用されています」

 

注目の研究プロジェクト

 


国連大学
物質フラックス・資源統合管理研究所 (UNU-FLORES)

ドレスデン・ネクサス会議

水や土壌、廃棄物などの環境資源の相互関係性に着目する「ネクサスアプローチ」による資源管理を協力して進めるため立ち上がったのが、ドレスデン・ネクサス会議です。さまざまなセクターのプレーヤーが集まり、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」への取り組みを中心に議論しています。次回開催は2019年の予定です。

 

国連大学
サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)

持続可能な開発のための
ガバナンス

SDGsに定められている17の目標は、効果的な取り組みがあって初めて達成できるものです。このプロジェクトでは、SDGs達成を成功に導くための政策立案やそのプロセスについて提言を行っています。

 

国連大学
世界開発経済研究所(UNU-WIDER)

政府収入のデータセット

開発途上国ではこの10年間、税金と収入への関心が高まっています。しかし、入手可能な国全体の税金と収入データについては、その質に問題があるのが実情です。収入データの質と透明性を高めるため、また税金についての調査結果の信頼性を高め、比較可能なものにするために、政府収入のデータセット(GRD)イニシアチブが取り組みを進めています。

 

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