Sustainable Development Goal 17

パートナーシップで目標を達成しよう

SDGs達成の鍵はパートナーシップです。民間セクター、政府のあらゆるレベル、市民社会の連携と協力は、開発から取り残されている分野を把握し、対処していく上で必要不可欠なものです。

私たちは、世界各地に研究所を有するグローバルなネットワークとして、学術界、国際機関、政府機関、市民社会、民間セクターと積極的に協力しています。国連大学は、SDGsのすべての分野について、高い専門性を武器に研究を進めていることから、開発に関わるさまざまなステークホルダーのまとめ役となり、部門を越えて必要な知見が共有されるよう手助けしています。一例として、ドレスデン・ネクサス会議プラットフォームでは、環境問題に関するさまざまなプレーヤーが集結し、学際的なアプローチによる環境資源管理に取り組むことでSDGsを推進しています。また、持続的な開発のガバナンスに重点を置いた国連大学の研究は、短期的な目標達成と、持続可能性に関する長期的な政策的枠組みの両方に寄与しています。

UNMISS / Eric Kanalstein

研究者からのメッセージ

ギヨーム・バッジョ

国連大学 水・環境・保健研究所(UNU-INWEH)
リサーチ・アソシエイト

「水に関するデータとエビデンス、理解の欠如によって、水関連のSDGsの政策立案に多大な影響が及びます。私の研究では、各国政府に情報提供するための合理的で体系的なアプローチを提唱するとともに、SDGsの達成に不可欠なエビデンスを各国が協調して生成するよう後押しすることを目指しています」

増田 大美

国連大学 サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
プログラム・コーディネーター

「持続可能性は地方政策の鍵です。私は、持続可能な開発に向けた地方都市とコミュニティの変容に貢献することを目指しています。研究では、『持続可能な開発のための2030アジェンダ』とSDGsのローカライゼーションを考察し、主要な課題と持続可能性の達成方法を検証することで地方の課題解決に取り組んでいます」

ディアナ・ポチョムキナ

国連大学 地域統合比較研究所(UNU-CRIS)
PhDフェロー

「貿易の政治化が拡大する中、欧州連合(EU)は貿易と持続可能な開発の問題について、市民社会の対話を促進しています。私の研究では、EUの貿易協定におけるマルチステークホルダーの仕組みを検証し、特に、その仕組みがどのように持続可能な開発および貿易政策の有効性と正当性に寄与するのかを考察しています」

注目のプロジェクト

世界的・地域的マルチステークホルダー制度

世界的・地域的マルチステークホルダー制度(GREMLIN)では、マルチステークホルダー主義が世界と地域のガバナンスに与える影響を検証しています。地球公共財の提供という点でマルチステークホルダー主義が決定的な基準となっている2つの分野、つまり貿易とインターネットのガバナンスを比較しています。世界的・地域的ガバナンスの進化に対する、政府機関などの主体による反応と、新しい形態の主体による反応を取り上げています。

持続可能な開発のためのガバナンス

SDGsに定められている17の目標は、効果的な取り組みがあって初めて達成できるものです。このプロジェクトでは、SDGs達成を成功に導くための政策立案やそのプロセスについて提言を行っています。

有効で公正な税制の構築

このプロジェクトでは、税に関する行政データを分析して、特定のパートナー国におけるよりよい政策立案と包摂的な開発のための知識を提供します。行政データを政策分析と研究に利用することにより、開発途上国において適切に機能する税制と最先端のデータ管理能力の開発を支援するための、広範な可能性を提示します。

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