国連大学と駐日モンゴル国大使館は、2025年3月3日に「女性・平和・安全保障(WPS):モンゴルにおけるフェミニスト外交政策」と題したシンポジウムを共催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2025年3月3日(月)9:30 – 12:00
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部 2Fレセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2024年3月2日(日)15:00
バトツェツェグ・バトムンフ外相のリーダーシップのもと、モンゴル政府は女性をめぐる課題について外交や国際関係の場でより一層声を上げてきました。2024年、モンゴル政府は首都・ウランバートルで第1回世界女性フォーラム(World Women Forum: WWF)を開催し、1995年の第4回世界女性会議で採択された北京宣言と行動綱領、そして持続可能な開発のための2030アジェンダへのコミットメントを再確認しました。
2023年には、モンゴル、フランス、ドイツ、インドネシア、リヒテンシュタイン、モンゴル、南アフリカの女性外相が一堂に会したフェミニスト外交政策に関する会議が開催され、ウランバートル宣言が発表されました。WWFの礎となったウランバートル宣言は、「私たちは、ウクライナにおける戦争、とりわけ女性と子どもを含む人道的影響と世界の食料安全保障に及ぼす悪影響に深い懸念をもって留意し、すべての国連加盟国に対し、連帯の精神をもって協力し、こうした状況に対処するための国連事務総長の努力を支援するよう求める」と主張しました。フェミニスト外交政策では協力に重きを置き、「狭義の国益」追求より国家間の協力を促進するエコシステムの必要性にとりわけ焦点を当てていますが、ウランバートル宣言はまさにフェミニスト外交政策のこうした特徴を反映しています。
本シンポジウムでは、次のような問いについて考察していきます。モンゴルのフェミニスト外交政策の核には、どのような理念があるのでしょうか。女性・平和・安全保障(WPS)の課題を優先事項として押し上げる上で、国連を含む国際的なアクターはどのような役割を果たし得るのでしょうか。そして、フェミニスト外交政策は、持続可能な開発を達成するための効果的な枠組みを作ることができるでしょうか。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(3月2日(日)15:00 締め切り)。
ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
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主催:国際連合大学、駐日モンゴル国大使館