「持続可能な未来を実現するシナジーの重要性」山口しのぶUNU-IAS所長との対談

イベント
  • DATE / TIME:
    2023年2月7日    18:00 - 19:00

    山口しのぶ国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)所長を招き、「持続可能な未来を実現するシナジーの重要性」をテーマに話を伺います。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式にて開催します。

    日時:2023年2月7日(火)18:00-19:00(日本時間)
    場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
    言語:日本語
    形式:30分プレゼン、30分質疑応答
    参加費:無料
    登録締切:2023年2月6日(月)

    国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、人類と地球の持続可能な未来を実現するために東京を拠点として設立された研究・教育機関です。政策立案に役立つ情報を提供し、国連システムの優先課題について、エビデンスに基づいた知識と多様な解決策を通じて国際社会に貢献しています。UNU-IASは近年、「持続可能な開発のためのガバナンス」、「生物多様性と社会」、「水と資源管理」、「イノベーションと教育」という4つのテーマにおいて研究を推進しています。また、人材育成分野では、修士ならびに博士課程の学位プログラムを有し、世界をリードするプロフェッショナルの養成を目指し、UNI-IASの研究活動と連携した質の高い教育プログラムを実施しています。

    本対話では、山口しのぶ所長がCOP27や国連ハイレベル政治フォーラムなど国際的な政策議論の場におけるUNU-IASの活動事例を紹介し、白波瀬佐和子上級副学長とともに、上記の4つのテーマの関連性・相互性について議論を深めていきます。

    また、UNU-IAS研究活動の専門性を生かし、2023年から開講するパリ協定専攻コースについても紹介し、気候変動対策と持続可能な開発との間のシナジーを生み出していくことの重要性について議論します。

    国連大学の「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」は、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、質疑応答の際に講演者に質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。

    また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。

    本イベントは日本語のみで行われ、英語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加は無料ですが、事前登録が必要です (2月6日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。

    プレゼンテーターについて

    山口しのぶUNU-IAS所長 山口しのぶUNU-IAS所長

    山口しのぶ氏は、2019年11月よりUNU-IAS所長を務めています。

    青山学院大学文学部英文科卒業後、米コロンビア大学行政大学院において修士課程を修了。UNESCOパリ本部で教育局教育政策課専門員を、中国の北京事務所で教育開発専門員を歴任し、アジア、アフリカ地域を中心に開発事業に従事しました。コロンビア大学理文科大学院にて博士号を取得し、2002年より東京工業大学学術国際情報センター、環境・社会理工学院で教鞭をとっています。

    専門分野は、教育における情報通信技術(ICT)の活用、教育の改革と政策、科学技術政策、世界遺産保全への科学技術利用を中心とした国際開発。アジア太平洋地域の国々にて開発研究事業を実施し、特にモンゴルやラオスでは20年以上にわたり教育開発および文化遺産保存と開発に関わる研究を実施しています。国内では、日本学術会議連携会員として活動する他、比較国際教育学会、国際開発学会、日本教育学会、世界比較教育学会の会員としても関連分野に貢献。その他、外務省、文部科学省、国際協力機構(JICA)、日本学術振興会などの数々の委員会を通じて高等教育の国際化に取り組んでいます。これまでに200以上の出版物および会議・セミナーでの発表における著者・共著者を務めています。