・日時:2024年11月25日(月)18:30-19:30
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部 2F レセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2024年11月24日(日)15:00
気候変動とエネルギー危機の時代において大学は、教育や研究、科学的知識の普及を通じて革新的な解決策を考案するだけでなく、責任ある行動を示すことが求められています。未来における文化的、社会政治的、環境的な展望を方向づけることで、大学はその使命に忠実でありながら、現代の差し迫った課題に取り組むことができるのです。
今回の対談では、ジョバンニ・モラーリ ボローニャ大学学長がサビーネ・ベッカーティエリー国連大学学長室長とともに、持続可能性(サステイナビリティ)の推進における大学の役割について議論します。持続可能性への取り組みにおいて大学は率先して模範を示すことが強く求められていますが、そうした需要と伝統的な教育や研究への取り組みとの間でどのようにバランスをとるべきでしょうか。持続可能性を推進するために、大学が文化的・社会政治的な変化を促した成功例にはどのようなものが挙げられるでしょうか。そして、大学はどのような方法で地域社会や政策立案者と協力し、世界的な持続可能性への取り組みに影響を与えることができるでしょうか。
国連大学対談シリーズは、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、対談中、また対談後のレセプションにて、講演者に直接質問することができます。レセプションでは、飲みものと軽食を用意しておりますので、意見交換や新たな人脈づくりの機会としてお役立てください。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(11月24日(日)15:00締め切り)。
また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
ジョバンニ・モラーリ教授はボローニャ大学学長を務めています。2016年より農業機械・機械化の正教授、それ以前は准教授および研究員を務めていました。
研究テーマは農業機械の設計と試験で、Scopusに索引付けされた53件を含む150件以上の論文を発表。国家プロジェクトを率い、産業界と協力し、バイオマスエネルギー生産の進歩に貢献しました。また、2014年から2018年までJournal of Agricultural Engineeringの編集長として、ジャーナルの英語化、オープンアクセス化、ScopusおよびWeb of Scienceへの索引付けを監督しました。
学内では、農業・食品科学部 部長、学術会議委員、人事委員会委員を歴任。学長として、卓越した学問と経営的専門知識を融合させ、大学の戦略的発展を導いてきました。
モラーリ教授はモデナ・レッジョ・エミリア大学で材料工学の博士号を、ボローニャ大学で機械工学の学位を取得しています。