Photo: Government of South Africa
国連大学と駐日南アフリカ共和国大使館は、2025年3月18日に「南アフリカ議長下でのG20:連帯、平等、持続可能性〜日本との対話〜」と題したシンポジウムを共催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2025年3月18日(火)14:30 – 16:00
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部 3Fウ・タント国際会議場
・言語:日本語と英語(同時通訳あり)
・参加費:無料
・締切:2024年3月17日(月)15:00
南アフリカは、2024年12月1日から2025年11月30日まで、アフリカ初のG20議長国を務めます。そのため、今回のG20はアフリカをはじめとしたグローバル・サウスの開発ニーズを優先する、重要なプラットフォームとなることが期待されます。また今年は、国連が定めた「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の達成期限まで、あと5年を残す重要な年でもあります。
国連総会は、2024年9月に行われた未来サミットの閉幕にあたり、加盟国が国際協力と多国間システムを強化するための枠組みとなる「未来のための協定」を採択しました。この野心的な協定は、持続可能な開発、開発のための資金調達、国際平和と安全保障、科学技術とイノベーション、デジタル協力、ユースと将来世代、グローバル・ガバナンスの改革など、多様かつ広範な分野における主要な行動の概要を示しています。未来サミットではまた、「グローバル・デジタル・コンパクト」と「将来世代に関する宣言」も採択されました。
持続可能な開発目標(SDGs)報告2024によると、2030年までにSDGsの169ターゲットのうち、達成が見込まれるのは全体の17%にとどまり、特にグローバル・サウスの国々にとって、より多くの資源と変革的な進展が急務であることが強調されました。南アフリカが議長国を務める今回のG20では、持続可能な開発のための2030アジェンダを前進させる解決策と政策の実施を加速させ、パラダイムシフトの推進を目指しています。主な優先課題として、開発と気候変動対策のための持続可能な資金調達、グローバル・サウス諸国の債務負担への対応、食料安全保障、人工知能による変革の可能性の活用などが挙げられます。
本シンポジウムでは、南アフリカ共和国副大統領のポール・マシャティル閣下を国連大学にお迎えし、基調講演の後、南アフリカ議長国下のG20に関するパネルディスカッションを行います。本イベントを通じ、G20議長国としての南アフリカの主な目標、2030アジェンダの進展を加速させるために日本と南アフリカがどのように協力できるか、そして全ての人々の連帯、平等、持続可能性を確保するためには、どのようなステップが必要かについて掘り下げます。
本講演は英語と日本語で行われ、英日同時通訳をご利用いただけます。
ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(3月17日(月) 15:00 締め切り)。
14時15分ごろから大変混雑する事が予想されます。ご来場いただく場合は、お時間に余裕を持ってお越しください。
ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
本イベントは国連大学50周年事業の一環として開催されます。詳しくはこちらをご覧ください:https://unu.edu/unuat50
1. 開会挨拶 (14:30-14:40)
2. ポール・マシャティーレ南アフリカ共和国副大統領による基調講演 (14:40-15:00)
「南アフリカ議長下でのG20:連帯、平等、持続可能性〜日本との対話〜」
3.パネルディスカッション (15:00-15:30)
4. 質疑応答 (15:30-15:45)
5. 閉会の挨拶及び謝辞 (15:50)
6. ネットワーキング・セッション (16:00)