エディンバラ大学元副学長のジェフリー・ボールトン同大学欽定名誉教授およびヨハネスブルグ大学のアーメド・バワ教授との対談、「大学の未来:オープンサイエンスの新時代」を開催いたします。ぜひご参加ください。
・日時:2024年11月27日(水)18:30-19:30
・形式:対面のみ
・会場:国連大学本部2Fレセプションホール
・言語:英語
・参加費:無料
・締切:2024年11月26日(火)
人類社会が進化し多様化するにつれ、大学のような幅広い社会的ニーズに対応できる機関の必要性が生まれました。こうした本来柔軟であるべき組織が、その機能を制約されるようになったのは、政府が自国の優先事項のみを実現するために、大学に資金提供を行う傾向が強まったためです。経済的進歩に不可欠であるという見方や、大学のランキングや評判を重視する傾向も相まって、大学に求められる優先順位は研究が主流となっています。こうした優先順位は、現代社会が直面する課題、すなわち大学が本来提供可能なより深く、そして多様な学習形態へのニーズとは逆行していています。
今回の対談では、ボールトン エディンバラ大学欽定名誉教授とアーメド・バワ ヨハネスブルグ大学教授がチリツィ・マルワラ国連大学学長とともに、社会における大学の役割を再考する方法について議論します。研究重視の傾向が強まる中、大学は多様で包摂的な学習形態を育成する必要性とどのようにバランスを取ればよいのでしょうか。高等教育が狭義の優先課題ではなく、より広範な社会的課題に取り組むために、政府と大学はどのような手段を講じることができるのでしょうか。そして、急速に進化し、ますます多様化するグローバル社会において、大学はどのように変貌を遂げる必要があるのでしょうか。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:
入場は無料ですが、こちらから事前登録が必要です(11月26日(火)15:00締め切り)。
また、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたます。
ジェフリー・ボールトン教授はエディンバラ大学欽定名誉教授であり、同大学の元副学長でもあります。英国首相科学技術評議会の環境汚染に関する常設王立委員会の委員を務め、王立協会の科学政策センターの議長も務めています。科学と大学に関する政策について著作があり、特に氷河学に関する業績が高く評価されています。
アーメド・バワ教授は理論物理学者で、現在、ヨハネスブルグ大学ヨハネスブルグ・ビジネススクール教授を務めています。2016年から2022年にかけて、南アフリカの公立大学26校の統括団体である南アフリカ大学(USAf)の最高経営責任者も務めました。
お二人の詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。