国連大学高等研究所では、2012年5月22日(火)、日本製薬工業協会知的財産部長の藤井光夫氏と青山特許事務所弁理士兼日本大学法学部および同大学院法学研究科専任教授の加藤浩氏をお招きし、「イノベーショ ンへのインセンティブと持続可能な成長との間のバランス〜ドーハ宣言とCBDの経験から得られる示唆~」をテーマにワークショップを開催します。
ドーハ宣言により、開発途上国が医薬品の特許保護を制限する途が開け、TRIPS協定(知的所有権の貿易関連の側面に関する協定)の義務に反することなく、医薬品へアクセスすることが可能になりました。このワークショップは、途上国における経験を辿り、医薬品へのアクセスおよび生物多様性に関する議論を分析し、イノベーションへのインセンティブと持続可能な成長との間の適切なバランスを探ります。また、過去のセミナーも参照しながら、気候変動問題への影響についても触れます。
なお、セミナーは英語で行われ、日本語の通訳はございませんのでご了承ください。
詳細、参加登録につきましては、UNU-IASのウェブサイトをご覧ください。
国連大学高等研究所
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パシフィコ横浜
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