DATE / TIME:

2018年11月11日    13:30 - 14:30

場所:

東京

国連大学と国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット（OUIK）は11月11日（日）、Farmer’s Market @UNUと共に、トークイベント「Tea and Garden for Peace〜都市と自然、人と人をつなぐ日本庭園とお茶の可能性〜」を開催いたします。ぜひご参加ください。

日本庭園と茶道は、平和を築く力を持っています。 その美しさは、文化の違いを超えて多くの人々の間で、賞賛され、また敬われています。

スペイン出身のOUIKのファン・パストール・イヴァールス研究員は日本庭園の美しさの維持をしているだけではありません。その日集まった参加者と共に汗を流し、綺麗になった庭園を眺めながらお茶を楽しむことを通して、日本庭園の美しさの新しい伝承方法を提案し続けています。
ファンさんのお茶会には、文化の壁を超えて世界中からたくさんの人たちが集まります。

活動拠点の金沢市には、芸術上または観賞上、価値の高い庭園が多く存在しています。これらの日本庭園は、築山、植栽、池泉、石造物、建物などで構成され、市民生活、歴史、自然が一体となった総合芸術作品であり、また都市において生態系サービスを供給する基盤ともなっています。 金沢市の生物文化多様性を保全・継承していくためにも、美とエコロジーの双方に関わる庭園の管理や、伝統的な造園技術の継承は、大きな課題です。これを解決するために、日本庭園の維持に市民を巻き込み、お茶を楽しみながら都市の生態系について学ぶワークショップを主催しています。

　庭園を清掃するファン研究員。

今回のトークでは、今後の金沢での共同管理による持続可能な庭園保全や、観光客と受け入れる市民との関係を考えていきます。「日本庭園と茶道は、平和を築く力を持っています」と語るファンさん。知られざる日本庭園の魅力を力強く語ってくれます。お茶を片手に、ぜひご参加ください。

イベントの詳細、お申し込み方法はこちらからどうぞ。