国連生態系回復の10年 -第2回里海再生国際シンポジウム

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イベント
  • DATE / TIME:
    2022年9月20日    13:00 - 16:30
    場所:
    オンライン

    国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、里海の回復と再生に向けた地域コミュニティによる取り組みとガバナンスをテーマにした里海再生国際シンポジウムのシリーズ第2回を共催します。本オンラインシンポジウムでは、気候変動緩和策として重要でかつ多面的な機能を有する、マングローブ、海藻、塩性湿地などのブルーカーボン生態系の回復・再生を促進するための仕組みづくり、そして里海の再生・回復における市民科学(シチズンサイエンス)の役割について、国内外の実践例を通して学ぶとともに、市民がいかにブルーカーボン生態系の回復・再生の活動に関わりその効果を高めることができるのか、について議論します。

    この一連のシンポジウムは、UNU-IASが協力機関となっている「国連生態系回復の10年」の一環として沿岸生態系に焦点を当て、里海の回復と再生のためのステークホルダーのネットワーク構築を目指しています。また、政策提言をまとめるための、優良事例や課題、再生プロジェクトで見落とされがちなポイントの特定といった情報共有を行います。

    本イベントは、笹川平和財団海洋政策研究所(OPRI)、日本環境省(MOEJ)、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)との連携のもと共催されます。

    言語

    本イベントは、日本語と英語の両言語にて、同時通訳付きで開催されます。

    参加方法

    オンラインでのご参加をご希望の方は、こちらから事前登録ください。

    国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください。

    プログラム

    13:00 開会挨拶およびオープニングセッション

    第1回シンポジウムの振り返りと趣旨説明

    • 柳谷牧子(UNU-IASプログラムコーディネーター)

    「里海における気候変動の影響と生物多様性保全」

    • 豊島淳子(OPRI 研究員)

    13:30 第1部:シチズンサイエンスによる沿岸生態系の保全・回復

    「沿岸性生態系の保全とシチズンサイエンス―知床・インドネシアの事例」

    • 牧野光琢(東京大学 大気海洋研究所教授)

    「アメリカチェーピーク湾のCoast Cardの取組」

    • ウィリアム・デニソン(メリーランド大学教授)

    「東京湾における市民による生態系再生」

    • 古川恵太(海辺つくり研究会 理事長)

    質疑応答、討論

    14:25 第2部:ブルーカーボン生態系の再生

    「インターナショナルブルーカーボンイニシアティブの国際的取組について」

    • スティーブ・クルックス(インターナショナルブルーカーボンイニシアティブ 科学作業部会共同議長)

    「横浜からのブルーカーボンの萌芽と地域での取り組み、そしてJBEについて」

    • 信時正人(ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE))

    「日生におけるアマモ場の再生と里海活動」

    • 田中丈裕(里海づくり研究会議 理事・事務局長)

    質疑応答、討論

    15:45 第3部:パネル・ディスカッション

    基調講演・司会: 原田尚美(東京大学大気海洋研究所 国際・地域連携研究センター教授、総合海洋政策本部参与)

    パネリスト: 田中丈裕、古川恵太、国交省、環境省

    16:40 閉会挨拶

    • 奥田直久(環境省自然環境局長)