2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の事故後、今なお14万人の避難者が残る福島では、依然として不安定な状況が続いています。その背景の一つに、事故当初における不適切な情報共有やコミュニケーションにより生じた科学者や行政への不信が指摘されています。
一旦失われた信頼性を回復し、効果的な施策を講じていくためには、透明性を確保しつつ、 科学者や行政と住民とのコミュニケーションを地道に再構築していくことが必要とされ、広い意味では地元住民の*人間の安全保障の確保が重要となります。
本国際シンポジウムでは、情報共有やコミュニケーションのあり方について、科学者の視点、現地での試み、欧米などでの取組みなどを踏まえ、さまざまな観点から議論を行い、福島の復興に寄与することを目指します。
本シンポジウムは、国連大学サステイナビリティ高等研究所 FUKUSHIMAグローバル広報事業 および地球環境戦略研究機関(IGES)が共催し、福島県および福島大学のご後援により開催されます。
シンポジウムの結果については、国連大学のウェブサイトを通じて、国内外に広く発信します。
参加申込は、IGES 持続可能な消費と生産エリアの下記ページよりお申し込み下さい。
http://www.iges.or.jp/jp/scp/fairdo/20140203.html
言語: 英語(英語から日本語への同時通訳有り)
お問い合わせ:
シンポジウム事務局 IGES 持続可能な消費と生産エリア内
Tel: 046-855-3840 Fax: 046-855-3809
E-mail: scp-info@iges.or.jp
*国連は人間の安全保障を、「恐怖からの自由」、「欠乏からの自由」、「尊厳を持って生きる自由」という人間の生活にとって基本的な一連の自由の普遍性と相互依存性を重視するものとしています。
ホテル辰巳屋会議場(福島駅前)
960-8031 福島県福島市栄町5-1
TEL:024-522-5111(代)FAX:024-522-5116
地図:http://www.hotel-tatsumiya.com/h000_koutu/h000_koutu.html